アマガエルの大合笑

更新速度:ポルシェよりはるかに遅い ぴろよによるお笑いブログ ライブ多め

この芸人は見て!~平成最後の超秘密兵器級男女コンビ ぽんぽこ

最近TBSラジオ面白すぎませんか?あ・・・昔からだ。
特に日曜23:00と火曜25:00の番組を跨いだ愚痴合戦がたまらなく好きです。

954AM 905FM 聞けば見えてくる TBSラジオ~

 

さてさて私ただのお笑いファンでありながら 
なんの因果か立派なスタジオで立派な配信番組をやらせていただいたりしておるんですが、この度その配信番組を無事私物化致しましてまだ世間の多くの方が気付いていない宝物のような芸人さんをご紹介することが出来ました。

 

ま、ご紹介と言いつつ職権乱用で一緒に遊んだだけなんですが、

ぽんぽこのネタはよほど上手に探しても「うちの配信を除いては」インターネットジャングルには落ちていません*1

ましてやトークをやです。

 

さあ余計なことを考えずこの配信でぽんぽこワールドをご堪能くださいませ。

freshlive.tv

 

---追記---

上記のようにfreshliveのリンクを貼っておりましたが、割と勝手に強引にサービスを終了してしまうようなサービスでしたのでリンク先見られないですよね。

https://www.youtube.com/watch?v=ElHF6IWQQdA

www.youtube.com

だからこちらも勝手にyoutubeに移動させました。

ぽんぽこが気になった方はこちらのリンクからどうぞ

---追記了----

 

 

 

とにかくこの「ぽんぽこ」のお二人。
いつメディアを騒がせてもおかしくない男女コンビ。

今のところ半永久的にアーカイブを残すつもりですが、いつか何かがどうにかなって泣く泣く削除なんて事態も十分予測範囲です。

 急いでご覧くださいませ。

諸々説明しようと思いましたが、上記配信に全てが詰まっております。

 

 

打ち合わせも打ち上げも笑ったな。
友達・・・になってくれるかな・・・。

f:id:piroyo:20181024144134j:plain

 

ぽんぽこのお二人は勝手に人気者になっていくとは思いますが、どうか日本で初めてインターネット上で動く二人を紹介したお笑いポルシェのことも忘れないでください。

FRESHLIVE で頑張っていきまっしょいしております。

 

オマケツイート↓

 

*1:2018年10月24日現在

M-1グランプリ2018 3回戦東京4日目 2018-10-18-???

私のインプット元は

本・ラジオ・インターネットからの文字情報>ライブ>>テレビ>>>>>>>>>>>>>>動画

接している時間も得る情報量も上記の通りです。動画から情報を得ることが圧倒的に少ないです。M-1グランプリの3回戦と準々決勝は2016年からGyao!という動画配信サービスで配信されることもあり「動画を見よう」みたいなことを言っていますが、自分自身がどれだけ見るかわかりません。苦手というより私の日常になぜかほとんど入ってこないのです。私がライブに足を運ぶ理由は、その場の空気感というのがたまらなく好きというのも本当なのですが、文字で入ってくる情報に嫉妬するくらいなら自分で確かめたいとか、動画があるのに苦手ゆえ観覧出来ない自分の生活サイクルゆえなんでしょうな、なんてことを考えていました。

うん、昔ながらの人間。

3回戦東京4日目は一番前方でセンターマイクが自分の正中線とほぼ一致するドセンターという良席だったんですが、角度の関係からちょっと見づらかったんですよね。

それでも私は劇場に行きます。演劇なんかも100回単位で同じ演目見てたしね・・・。

 

総評:ボカン!*1は笑い待ちの時は気にならないけど,緊張や逆に調子に乗りすぎた上でのやつだと最後実は結構飽きてるし今日それ多かったな、と。

ボカン!が気になったの初めてです。別に普段は特段気にならないんですけどね。

あれ?そういやどうしてどん兵衛くれないの?

 

楽しかった方々

Aグループ

ADVANCE(転校初日):期待していたコンビが おろ?という感じが続く中でやっと来てくれました。絶対双子ということに触れない尖った双子コンビ。ウケはそこまでではなかった気がしますが、発想と言葉のチョイスで本当に楽しい3分が過ごせました。

デニス(自殺を止める):去年?今年?あたりから自分達に合ったとてもいいホンのコントも漫才を見せてくれるのでもう否定する要素がないくらいいつも楽しいです。

その他:キャラメルアンセムはパッと見も華があり佇まいも美しく設定も最高で思い切ったワードセンスの期待しかない若手なのですが今日は楽しむまではいかず、がじゅまるは十分楽しいながらももう個人的にちょっと見飽きてしまってきているのと、完熟フレッシュはすごく楽しいな~と確かに思っていたのですがコンビ間の力量差なり醸し出す雰囲気なりがアンバランスすぎて見にくい感じが若干勝ったとそういうところです。

 

Bグループ

人種三兄弟(天使と悪魔):ご本人達がそういうつもりでなかったら非常に申し訳ないのですが、おふざけ・イロモノとして見た時にめちゃくちゃ楽しいです。言い方悪いかな・・・

魔人無骨(飲食店のバイト):過去1ネタだけ観たことがあったんですが、どうも周りの高い評判が信じられない程度には自分に浸透せず、特に追いかけることもなく時が経っていたんですね。ただこのネタを見て印象がガラリ変わりました。新しいし上手いしそのくせオーソドックスも織り交ぜてきてとにかく今飽きない。こういう若手が発掘されるのがM-1だとしたら万々歳。もう少し彼らのライブ行きます。そういった驚きと過去の自分への叱咤とで、本日No.1の楽しさだったかもしれません。

イヌコネクション(心理テスト):ウケはイマイチだったかもしれませんが、私がボケのキャラとそれをいなすツッコミの関係がめちゃくちゃ好きなので今日もめちゃくちゃ楽しかったです。

キュウ(新しいゲーム):文句なし。3分という時間をたっぷり使いつつ、ためた分爆発的な笑いを取るのも好きです。近いうちにTV出演があるとか。早くバカに見つかればいいと思います。

 

Cグループ

ホタテーズ(同窓会):好きなんです。ちょっと型になり気味かなと思いつつ好きなんです。

入間国際宣言(子供と遊ぶ):こちらも魔人無骨とほぼ同じ経緯でこのネタで評価がガラリと変わりました。この方たちはまずどういう引き出しを持っているのかめちゃくちゃ興味があります。

マッハスピード豪速球(席を譲る):コント師が漫才をするとツカミ以外はほぼ、マイクの前でコントをしているという形式をとることが多かったりするのですが(それはそれで面白ければいいのですが)、マッハはこの単独で披露しKOCにもかけた自分達の強ネタを華麗に漫才へと変化させていたところに驚きましたし、お二人の高い表現力で、もう笑うしかない、お腹痛いとそういう楽しみ方をさせていただきました。

ストレッチーズ(やまとなでしこ):もう。なぜ一回落とすかな。ストレッチーズのいいところだけ凝縮されたようなネタでした。ただストレッチーズの悪いところってなんだろう・・・。ないな、今はそういうことにするでOKだ。うん。昨日の記事で太田プロの好きな若手を勢いで列挙した際、ストレッチーズの名前がなかったですが、あれは本当に勢いで書いたためただのうっかりで書き忘れただけです。ストレッチーズもかなり好きでこれから注目の太田プロの漫才師です。

その他:のばしぼん。は、なんだどうした、私が頭悪いのか?なぜか前半情報が処理しきれず、確かに尻上がりに調子が上がる素晴らしいネタという印象を得たのですが楽しみきれませんでした。メチャクチャウケてましたけどね。

 

Dグループ

イージードゥーダンサーズ(TRF):楽しい。ほんと楽しい。だから一回落としたりしないでよ。

コマンダンテ(仲裁):TVでも披露しているネタですがいつどこで見ても楽しいです、コマンダンテのネタは。しかも年々楽しさが増してきている。急に話題を切り換えますがスーツ姿で彼らの右に出る漫才師は今後出てこない気すらします。私自身背が低い男性が好みですし、実はスーツという服装、シンプルであればあるほど、仕事が出来そうであればあるほど好きではないです。だからこそ漫才師がちょっとシャレ心を出したり着崩したりしているスーツにワクワクするしたりします。背が高く、そこそこシンプルなスーツを着こなしているにも関わらず、要するにほぼ私の好みのアンテナにひっかからないはずなのにも関わらず、登場時からため息と「かっこいい」の一言だけが一瞬ですが頭を占める状態にさせるコマンダンテの二人は何周か周って変態なのだと思ってます。ただ今年のスーツは普通のサラリーマンでは着られないだろうな。だからと言って突拍子なさすぎない。すごい。タイミングが合えば行くようにしている単独ライブに足を運べなかったからこその驚きです。(いや実は本当にM-1用に用意したものなのかな)スーツばかり褒めているのではなくてものすごいネタと引けを取らないスーツ姿に惚れ惚れするとそういうことが言いたいです。ネタはネタで、あの二人でなければ散らかってしまいそうな設定をまとめ上げ伝えきり、本当に幸せな気持ちにさせてくれます。

わらふぢなるお(遅刻の言い訳):KOCのシステムをさらに進化させ深化もさせきちんと漫才をしていらっしゃいました。マッハといいわらふぢといい、コント師?がこういうすごいことをやると興奮してしまうのです。

インディアンス(反抗期):ネタを量産し、いつも一定以上のクォリティで本当に楽しい化け物だと思ってます。全ボケ本当にめまぐるしく楽しくでありつつ1フレーズどデカイ笑いを起こすという彼らのネタの構成はもうただ楽しめばいいだけだと思ってます。

アルコ&ピース(彼女):

書いた後、ネタバレかなと思ったりもしたけどそうね・・・うーーん・・・。怒られたら消そう。そうしよう。真偽はどうでもよく、ある種アルコ&ピースはもう賞レースどうこうという芸人ではないんじゃないか、そういう次元とは別の次元で闘えばいいじゃないか、ただあなた方に並ぶ芸人はそうそういないですよって思いながらまたラジオ聴いたりするんだと思います。好き。

Aマッソ(Pちゃん):んー。なんでそんなに会場に伝わらないかな。わかりやすいし驚くしワードセンスはいいし丁寧だしとても面白いネタだと思いますが・・・。しゃーないんかな。あたしはもうただめちゃくちゃ楽しかったです。

三四郎:あれ?なんて呼べばいいんだ?あのネタ。三四郎は悪い意味の波がもうあまりないです。ずっと面白い。ずっと楽しい。

その他:和牛。私がAマッソを上記のように感じているのと同じようなことをファンの方が感じているというだけかもしれません。「自分は面白いのに会場に伝わっていないな」というやつです。

ただ和牛に関してはさすがにもうちょっと言葉で説明出来ます。
和牛はとても上手です。あの設定と台本を他の芸人が真似したところで一笑いも取れない可能性が高いです。和牛だからこそあの二人がやるからこそある程度伝わるのだと思います。すごい技術です。ただ、そう。肝心のホンが私には全然合いませんでした。だから「技術だけ見せられても・・・」という気持ちになってしまったのです。楽しいとは程遠い感じでした。会場にも同じような方が多くいらっしゃったのかもしれないと予想できます。ただ去年以前の実績からきっと普通に通るでしょうし、以降で多彩なネタを披露してくれることでしょう。
これ(↓)去年もどこかで言ったかな。でもまた言おう。
でも和牛ってなんでその余地というか余裕というかが許されるんでしょうね。技術点?実績点?他出場者が全力で笑わせてきて合否がどうかという戦いの中で、和牛は技術ゆえ色々試してそれが許されるという環境にあります。ある気がしています。あるように見えています。それでいてTV放映される決勝ではピークのネタを持ってくるんですよね・・・んーーーーーーーー。これの是非がわからない。技術があるから予選は調整でもいいのか・・・。本人達にそんなつもりはないというのも重々承知なのですが、んーーーーーーーーーー。目に見えるモノが全てだとした際、こういうちょっとした疑惑をヒトからの意見で惑わされたくないからこそ会場に足を運ぶ私はこのような感覚を抱きますし、予選の和牛にはM-1グランプリという大会の、賞レースの審査という複雑さの、私にはわかり得ない何かを感じずにはいられないのです。

だからと言って3回戦の時点で敗退となったら私の溜飲が下がるのかといったらそういうことでもないです。このネタのこの日の和牛はたまたまあまり楽しくなかったな、とそれだけです。それだけ和牛には期待も注目もしているのですが、ちょっとここ1-2年予選での感じだけあまり好きではないとそういう感じです。

 そんな小難しく、誰かが傷つく可能性のある論理ではなくただ単に私が最初から「たん熊」というワードにピンときてしまったというところにこのネタを楽しめなかった理由があるだけかもしれませんしね。

 

---------2018/11/1追記----------

これはかなり個人的な問題なのですが私は「上手に出来る」ということにかなりのコンプレックスがあります。色々やって来た様々なものを上手に出来た記憶が一切ないからです。

美醜をいじられることやモテないということにコンプレックスを感じる人とちょうど同じ感じです。私は外見をいじられた記憶だったりモテないという事実だったりが確実に自分の中にありますがさして気にしたことがありません。そこにあまり価値や重きを置いていないからかもしれません。去年辺り和牛のことを「彼らを好きになれない人はモテない人だけ」とちょっと余裕な感じで表現していました。

もう今はそんな余裕はありません。

上手に出来ないからごまかしごまかし色々やってそれなりにいい道を歩んできた自負はありますが、心のどこかで上手に出来ることへの憧れを捨てきれなかったことをまざまざと思い知らされた気分です。

そして、上手いの先には必ずそれを土台とした魅力も出てくるというのも重々わかっているのですが(だからこそ上手に対する異様なコンプレックスが拭えないと言ったらもっとわかりやすいでしょうか)少なくとも今上手い「だけ」に映っている彼らをおいそれと認めることは出来ないというか、大分日がたった今もグチグチ考え続けているという始末です。

表立って否定するのは絶対違うのですが、どうも心の底のいやーな気持ちを拭い去ることが出来ません。

エンタメってやはり完璧よりほんの少しの隙がある方が魅力的というか優しいんだななんてことを考えてます。

きっと追記の方がより本質的で本心に近く、だからこそ非常に個人的なのでこの辺りも賛否両論を巻き起こすんでしょうね。

------------2018/11/1追記了---------------

 

 

と、そんなところで〆。

 

M-1予選のことを一生懸命書くとアクセスが爆増するんでのっかります。

 

月1-2回大体火曜日付近にお笑いのことを話す配信番組をやっています。

自分が動画漁りが苦手なのに配信番組をやっている矛盾は、まあそこまでアクセス数も伸びることはないだろうな~という気楽さに繋がったりもしています。

だから逆にバカみたいに真剣に配信に取り組めるのですが、そういう風にバカみたいにやっていると素晴らしいゲストがいらっしゃってくださったりもします。

M-1グランプリ2018大会では既に惜しくも敗退しておりますがライブ界隈では大注目の

そして私ぴろよが今日本の男女コンビで一番好きな

「ぽんぽこ」というコンビです。

 

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2018年10月現在、動画溢れるインターネットジャングルにもネタ動画がほぼ皆無の

でもとても素晴らしいネタを配信番組で披露していただきつつ

トークやコーナーを一緒に楽しんでしまおうかとそんな風に思っております。

 

さて配信詳細:

 

2018年10月22日(月)21:00~

下記リンク先にて

freshlive.tv

 

もし配信後にこの記事を見かけた方も、アーカイブがきちんと残る番組になっておりますのでいつでもどこでもお楽しみください。

 

うん

昨日はヒトのため、今日は自分のタメに宣伝に使ったぞ。

だってアクセス爆増だもんな。

*1:強制終了の爆発音。3回戦のネタ時間は3分。3分15秒で警告音、3分30秒で強制終了というルール

M-1グランプリ2018 3回戦東京3日目 2018-10-17-???

 

 ブログが嫌なのが書いた後何回も読んで何回も直してしまうところです。

初日分はほぼツイッターに加筆した状態なので読み返すことも書き直すこともほとんどなかったのですが、2日目分はそれはもう「ああこれが時間の無駄というやつか」と自分にツッコミながら(そして非常に苦しくなりながら)何回も「返し」「直し」ました。

ああ書きっぱなしたい。一度ぶっ放った言葉をそのままにしておきたい。
だってどうせ直したって読みにくいことには変わりないんだもの・・・

でもそんな苦しみよりツイッターでダラダラ書くことの方が嫌なんでしょうね、2018年10月18日現在の私は。

 

さて3回戦3日目

総評:楽しすぎた1日だったので動画観るならこの日です。

これほんと。1-2日目とは別格でした。

正確にいうと3日目の誰かと同じくらい、またはその誰よりもウケた組も1-2日目に確かにいました。3日目は要するに「楽しくない」人がほとんどいなかったとそういう状態です。終わってから(お笑いライブ2回目の)友達と出場者を見返してネタを思い出してもどれも楽しくて思い出し笑いをしたくらいです。


45組の中で楽しかった組を羅列してみましたところ

ぺこぱ
うどんマン
ラフレクラン
マドンナ。
八田荘
ゆにばーす
モンローズ
ナナフシギ
ドドん
漫画家
THIS IS パン
トム・ブラウン
真空ジェシカ
すゑひろがりず
シンクロニシティ
インポッシブル
サツキ
田端藤本
ニュークレープ
ヤマメ
LOVE
ジョウダンアオナナテンパイ
怪奇!YesどんぐりRPG
EXIT
ウエストランド
ヤーレンズ
モグライダー
錦鯉
アイデンティティ
囲碁将棋
ジャルジャル

31組。厳選しました。厳選じゃねーよってツッコミは自分でしているんでいいです。

これ45組中の単純なベスト31組ってわけでもないんです。

好みの初見は甘めになるし、複数回見ている組はいつかのなにかとどうしても比較してしまうし、だからこそ泣く泣くはずさざるを得なかった彼らも、普段苦手だろ?ってツッコミながら嬉々として入れた彼らもいます。

本当にこの日のルミネはいい意味でどうかしていました。演者は面白くなる薬を飲んでいたはずですし私はなんでも楽しくなる薬を飲んでいたはずです。

上から31組というよりまた観たいのは?と聞かれた時の31組ですね。

個別評は割愛して思っちゃったことだけをツラツラ書いていきます。

 

先述もしましたが珍しく友人同行でした。「連れて行く」ライブは笑いにくかったらどうしようという緊張を伴います。でもそんな心配も無用でした。そう、良いライブだったんですね、この日は。

「私はオーソドックスよりシュールが好きなんだよね~」なんて言いながら一生懸命考えた様子を隣で見ていました。友人のことをますます好きになりました。少し意外でありつつも決してハズシテいない答えが返してきたからです。真空ジェシカのこともずっと言っていました。上から 佇まい・構成展開演技・入れざるを得ない とそんな理由だそうです。

さてこれ。

■マドンナ。松浦問題

準決勝までは下手入りの上手ハケが基本かと思ってます。敗者復活は上手入りの下手ハケ、決勝にハケるという概念はないかな・・・。*1

ハケ方向を間違えるというのは往々にして緊張によるものかと思います。

緊張うずまくM-1予選ではよく見かけますが、違った方向にハケそうになった相方を呼び戻す形で落ち着くのが常です。なのでハケ方向を間違え「かける」は本当によくある光景なのです。(この日真空ジェシカも「かけ」た。)

ただしこの日松浦さんは堂々と間違えて下手にハケて行きました。長く続く賞レース予選ではそんなこともあったでしょうし、もしかしたら既に今年も何組か「堂々と」な人もいたかもしれません。なぜこんなことをわざわざ取り沙汰したか。

マドンナ。がめちゃくちゃウケた後だったからです。ボケ一つも取りこぼさなかったんじゃないかな・・・。往々にしてハケ間違えかける時というのはウケてはいるけどイマイチ乗り切れていない、ゆえ緊張が最後まで解けなかった人がやりがちだと思っています。あれだけウケた後、颯爽と違った方向にハケた彼がカッコ良すぎたのでわざわざ書きました。(真空ジェシカもウケまくった後だったけどね。)

あとこのコンビ。二人とも常に非常に周りを気にかけているし(だからライブのMCが向いてるし盛り上げまくるし)、それゆえ松浦さん自身がハケ方向を間違えていることに気付かないこともそれに相方の石倉さんが気付かないことも今思い返すと はて?と頭をかしげてしまうのです。

やり切った後の真っ白だった、んでしょうな。なんかそんな気がしました。

松浦さんが衣装のスーツで胸につけてるピンバッチみたいなやつ*2はアルファベットの「M」だそうです。これはマドンナ。でも松浦でもなく漫才の「M」だと聞いたことがあります。

言葉的に誤解しか招かないかもしれませんが、100%いい意味で気持ち悪い。漫才キチガイ。そんなコンビの、「やり切った」が見れた一節でした。

震える~

■太田プロ問題

TVでよく見かけるアイデンティティや宮下草薙。ジョウダンアオナナテンパイがおもしろ荘に出演・・・はお笑いファン以外にどれくらい伝わってるかな・・・。ライブ界で大騒ぎされているさすらいラビー。今回発見された感がある納言やナナフシギ。3回戦経験のあるオフ、ハナイチゴ。世田谷ファミリー、ポタラ、青色1号、ポテンヒット、ランブルスコ・・・

コント師も含まれていますが、太田プロの注目株はたくさんいます。私が好き!と思う人達を勢いで挙げただけでこんなにいますし、今勢いでかかなかった人達の中にも期待や魅力や実力が多く詰まっています。

でも彼らは見つけにくい。

太田プロの若手は他事務所の若手と比較すると自社ライブ以外のライブに出演することに対するハードルがほんの少し高い・・・とそんなことを聞いたことある様なそんな印象を抱かざるを得ないような現状があります。

事務所の方針なのでいたしかたないですが、端的に太田プロ下手くそだなって思ってしまいます。面白いと思った後にライブで目に出来る、ラジオで聴ける・・・そういう「発見した後に続けて接することが出来る」というのは認知拡散という意味合いにおいて単純でかつ理にかなった方法だと思うのです。それを若手のやる気だけに起因するならまだしも事務所が(明確なルールなのかなんとなくの雰囲気なのかはわかりませんが)意図せずとも妨げているというのは「下手くそ」と言わざるを得ません。

だから「太田プロの若手すごいよね」とより多くの人がもっと手軽に簡単に思うようになるには少し時間がかかるかもしれません。しかしこれだけ魅力的な若手が多く控えているのですからその日は必ず来るはずです。とそんなことも考えてしまいました。

 

 面白すぎるライブは目の前のこと以外にも色々思いを張り巡らせる結果になってしまいました。この3日目のご報告は分量の割にレポートとしては内容が非常に薄いですね、で〆。

 

 

さてM-1予選ともなると書くだけでアクセス数が爆増するのでちょっと宣伝でも。

明日10月19日(金)19:30~ ルミネtheよしもとでしずるが単独ライブを行います。

今、村上純氏が必死で手売りをするという、つまりチケットが余っているという非常事態が起こっております。しずるはルミネ程度の会場のチケットが余ってはいけないコンビのはずです。みんな行こうよ!ということが言いたいのですが、こういった長い文章を読んでくださる方は 私がファンになったばかりしずるのことを書き込んだ記事も読んでいただけるかもしれないということでいくつか記事を貼っておきます。

M-1レポートより大分丁寧に書いています。自分自身も同じ人間が書いたとは思えない文章です。よかったらどうぞ。読まなくても単独ライブに行きたくなってくださった方はそれはそれで喜ばしい限りです。

しずる単独ライブ『SHIZZLE IN JAPAN FES.2018 ~2日目~』 2018-02-23-032 - アマガエルの大合笑

このしずるがすごい! 2018-04-11-048 - アマガエルの大合笑

 

しずる単独ライブ「Talantula Bomb ~頼む、止めてくれ~」 in ルミネtheよしもと

のチケットは

・ファミリーマートのファミポート

チケットよしもと

・村上氏本人のツイッターにアクセス

しずる村上純 (@shizzlemurakami) | Twitter

 

で購入可能みたいです。

 

うん、これはきっとブログの良い使い方。

 

*1:会場によって違うかもね。そしたらごめんなさいね

*2:ラベルピンっていうみたいですね

M-1グランプリ2018 3回戦東京2日目 2018-10-16-???

総評:隣の人が来なかったのでサイド席のセンター寄りでゆったり観ることが出来ました。

お仕事かしら。転売失敗かしら。あたしはあなたの分まで楽しんだわ。

本当はツイッターでちゃちゃちゃちゃちゃっと書きたいところ、書きたいことが多すぎて結局ブログという手法を選択しているあたくし。当然全組をどうのこうのなんて出来るわけがございません。

 全組の様子とか会場の雰囲気を堪能したい方は、私と全く趣味趣向が違うけど、予選通過者を当てるとか当てないとかで有名なこいつ↓ 

twitter.com

でも見ておくとイイと思います。全組の点数だけつけているみたいです。

彼とは開演前にトイレ近くですれ違って あたしはウィッグかぶってたしあっちはメガネかけてたしで一瞬お互い ん?ってなったんですが 本人だってわかるくらいはお友達ですね。でもこいつは私が楽しいと思うネタに低得点をつけたりするんでとりあえず、バカにするというスタンスでお友達やらせていただいております。

わざわざ説明することでもないですが、とは言え彼はお友達なので、彼に会ったこともなく彼を大して知りもせず彼をバカにする人のことはあまり好きではありません。
目くそ鼻くそを笑うとはよく言ったものです。

 去年までネットの中の遠い人だと思っていたこいつ↑ ともすっかりお友達の2018年ぴろよです。こんばんは。

 

本日楽しかったのはこの方々です。

 

・・・の前に書かなくてめちゃくちゃウケてたところもありますが

・なんだかテーマが好きじゃない

・途中で飽きてネタが入ってこなかった

・モノマネだけはよくする(し来ていた方の隣のカップルの男性も早速してた)ので嫌いじゃないんだと思う

とかどうしようもない理由です。

人それぞれ

 

さて、改めまして本日の楽しかった方々。

Aグループ

TEAM BANANA(褒め言葉):結局女が女の悪口かよ・・・とかそういうのどうでもいいくらい上手くて面白いのでよし。逆を言えば女の悪口はうまい人しかやっちゃダメ。安易にその辺のぽっと出が尖った姿勢を見せるタメだけに女のことを悪く言う・・・みたいなことやるから勘違いされるんです。うん。この人達のすごいのは同じネタを何回見ても飽きないところ。もうちっと日の光を浴びて甘くなっていい果物だと思います。

市原(カメハメ波):いいですね。とっても楽しいシステムです。あたしはケタケタケラケラ笑ってたんですが、キレる系のボケは力加減が難しいのかもしれないですね。急に会場の様子に気遣いましたがあたしが好きなのでいいです。

 

その他:さすらいラビーにもいつも楽しい思いだけさせてもらっているのですが今日のネタはなぜか・・・んーーー多分急に情報量が多く感じてしまい途中からピーーーーーーー(思考停止)してしまいました。

 

Bグループ

プリンセス金魚(バー):よかった。ライブでたかみちしか見かけないから解散したかと思ってた。遠距離コンビという活動をしているそうです。いい。彼らの漫才はいつだって楽しいしちょっとだけ怖い。怖さと面白さは隣り合わせだと思うんです。本当に。ただもしかしたらカクテルの名前トチってたかも。真偽不明だけど3杯しか出てこないのに2杯同じ名前にするかなとか。そんなこと考えるくらい貴重な遠距離コンビ。食い入るように観て楽しみました。

 

オズワルド(友達):急ではありますが、先ほどいただいたオムライスです。

f:id:piroyo:20181016231145j:plain

めちゃくちゃ歴史のある洋食屋の薄い卵でチキンライスを巻いた昔ながらという言葉がぴったりのオムライスです。結局こういうのが一番旨いんです。なんやかんや。

完成された味とでもいいましょうか。

本日のオズワルドのネタと出来にこのオムライスのような完成度を感じずにはいられませんでした。

そろそろ「写真撮ったもののどこで使うかよくわからないから無理矢理使ってみた」という苦しさが読者の皆さんにも伝わっている頃かと思います。

ただそういうまわりくどいことをしてでも、言葉を尽くして褒めたいのが本日のオズワルド。満点。最高。

願わくば、トロトロ卵にデミグラスソースみたいな今風オムライスを好む会場にもうちょっとだけ伝わればな、と。十分伝わっていたと思うんですけどもっともっとという感じです。なーみんな、美味しいんだぜ、昔ながらの洋食屋のオムライス・・・。

そうそう、このケチャップ。手作りトマトソースと言った方がふさわしいですね。見た目に反してちょっとスパイシーなんですよ。

そのあたりも「決してオーソドックスなわけではない」という意味でオズワルドですね。伝われ、このたとえ。

オズワルドすごい。2回戦のとある日にその日だかそのグループだかで一番ウケたと聞きましたが多分本当なんでしょう。

ちょっと前から結構好きだったんですが、今日たまたまLINEしてきた動画漁りが大好きな友人にも勧めましたね、オズワルド。

ただ彼曰く「オズワルド 検索しにくい!」って怒ってました。どうやらディズニーキャラクターだそうです。*1

願わくば、願わくばです。やっぱりコンビ名は検索しやすい唯一無二の名前が一番よろしいのではないかと、そんな風に思ってやみません。

 

ダイタク(どっちでもいい):コントも楽しいんですよね。この人達もいつ何を見てもいつも楽しい。いつまでも双子ネタなのに、そろそろ見分けが付き始めたくらいでこのネタもってこられたからもう最高です。

 

Cグループ

ほとんど楽しかったので短縮版でいきます。

事情があってネタ順バラバラです。

 

インデペンデンスデイ(祭り):いつも通り爆笑。3回戦にインデペンデンスデイという時点で祭りと盆と正月がいっぺんにきたような特別感ある

ねじ(娘さん)/しゃもじ(沖縄の英語):コントもあるけど漫才でも楽しいからよし

馬鹿よ貴方は(娘さん):どうしてねじと同じグループにするかな。新道衣装色々お試し中?

バーニーズ(絶対音感)/ロビンソンズ(な行とラ行):これもどうして同じグループかな。ロビンソンズはコント師ながら多分このネタは純粋な漫才ネタ(違ったらごめん)。そういうとこ好き。

うるとらブギーズ(ドラマに出たい):うるブギは誘い笑い2018なのかな。貫いててよろしいと思った。ここまで誘い笑いやり抜いてるって時点でもう笑える。やり抜いてるのに私はまだ飽きない。ネタもちゃんと面白いし。

フカミドリ(大谷):何回見ても飽きない

全力じじい:ひょうきんは世界平和をもたらす

 

Dグループ

ロングロング(嫌がらせ):どうしてこの設定でくるかな。なんでこんなに喋れるかなという感じです。この人達も楽しくなかったことないです。

マカロン(風邪):細かいところ少しずつ修正してる感じも含め、楽しそうさも含め、ヤマコちゃんかわいいも含め、楽しい。青春サイコーです。

エル・カブキ(時事):この人達は今もだけど10年20年後あたりもっと楽しいと毎回思ってます。復活して本当によかった。でも復活させるなら落とすな~。でも復活して(以下ループ)

宮下草薙(ファミレス):本日のウケてたし楽しかった大賞なのですごいんです。ライブで何回か観ているネタだけどすごいんです。おおざっぱな流れを見ても細かいところを観てもほぼ完ぺきなんです。ただ一か所このネタの核といっても過言ではないとても派手な場所が私はどうしても好きになれない。それが、草薙のキャラクターをよく示すものだとしても、お?そんな風に3分を使っちゃう?と客の不安を煽って笑いにつなげるものだとしても、私なんかが想像もつかないような緻密な計算のもと行われているものだとしても「あれは長すぎる」 長いからダメということを言っているのではなくて宮下草薙とあの長さが醸し出す「あざとさ」がどうしてもミスマッチ、とそれだけです。宮下草薙にはそういうところではストレートであってほしい。こんな風に彼らのことを考える日がついにという感じです。ただあそこが好きな人もたくさんいるんだろうなと思うとお笑いって本当にいいものですね。

ネタバレにも繋がりうるので懸命にボヤかしているのでイマイチピンと来ない方はそれで正解です。

でもいいのか。やっぱり宮下草薙は勢いありまくりです。オーラも出まくりです。いけるところまでいっちゃいなよ、です。(馬鹿よ貴方はの)新道さん、今日あなたの漫才も素晴らしかったですが何年か前に宮下草薙を私に(直接じゃないけど)教えてくださったというあなたのお笑い審美眼もまた賞賛に値するものだと改めて強調しておこうと思うのです。皆さん、生まれてきてくださってありがとうございます。

 

その他:

納言はとても面白いという気持ちともう一回観たいかと言われるとよくわからないのとで、んーーーいつかまたもう一回観て確かめたいと思います、です。

ランジャタイ いつももっといいので楽しめなかったか・・・

で締めるわけはないです。ランジャタイ。今私の中で10本、いや5本、いやもしかしたら3本の指に入るかもしれないフェイバリット芸人(ふぇいばりっとげいにん)(どうしてふりがなをふったんだろうね)をこんなサラッと終えられるはずがないです。2回戦の方がよかったと言えばそれまでなのかもしれませんが、んー。

んー。とてもとてもいいネタだけにね。

んー。

ただこれを観てください。

 

これは嘘じゃないんです。(猫見えてからが漫才・・・以降は大ウソだよ。だけれども)私は後方席からはっきりと見たんです。国崎氏のポケットから飛び出し手からすり抜け、伊藤氏の目線の先に確かに「いた」子猫にビックリした女性のお客さんを見たんです。ここが本日の、ではありますが私にとってのネタのピークだったのがよかったのか悪かったのかよくわかりません。

ランジャタイのボケである国崎氏(=国ちゃん)。彼を紹介するときに使われる単語や形容詞は多々あると思うんですが、「ジェスチャー」はかなりのキーワードになってくると思います。彼が開ければ 舞台上に扉が設置されますし、彼が表示すれば 舞台上にテロップが表示されます。ランジャタイの漫才は二人で行うのですが、人間も動物も彼がその気になれば無限に現れるので随分と賑やかなユニットが漫才をしたという後味が残ります。そのくらい国崎氏のジェスチャー能力は高いなどという一言で片づけたくない、ただ彼をジェスチャーの魔術師なんて呼んでしまうのはあまりにも陳腐な、そういう崇高な技術であると、ファンの欲目もありますが、そんな風に言って過言ではないと思うのです。たださすがに扉もテロップもランジャタイ以外の人間も動物も、舞台を飛び出したことはなかったように思います。国崎氏は生粋の漫才師なのでやはり舞台の上でその能力をいかんなく発揮するのです。

しかしそこへきて、じゃない方と称されがちなツッコミの伊藤氏。相方が作り出すファンタジーワールドに翻弄されているように見せかけて実はそのワールドを誰よりも堪能し扱っているのがこの伊藤氏です。

本日、ネタ中に国崎氏のジェスチャーによって現れた子猫ちゃんは特別元気だったんでしょうな。ランジャタイの二人にも予想がつかなかったくらい遠くに逃げ出していきました。当然ルミネの縦にも横にも広い舞台なんかも軽く飛び出してちょうど3列目くらいのお客さんのあたりに着地しました。だからあのお客さん、ビクっとしたんです。

いいですか?猫を出現させたのは確かに国崎氏です。その猫が元気だという表現も国崎氏が行ってます。しかしいつもより「特別」元気で、その元気さが「舞台におさまりきらないくらい」で「大分遠くに逃げて行った」を表現しているのは紛れもなく伊藤氏です。その目線だったりあたふたとしたリアクションであったり言葉使いであったり。

漫才は舞台を飛び出て1列目のお客さんに(もう物理的にと言っていい位)触れることは多くありますが、3列目くらいまで飛び出てくる3D映画のような、いや多分飛び出す絵本の方がふさわしい・・・そんな漫才が出来るのは日本広しと言えどランジャタイだけです。私は今日、その証拠たる瞬間をこの目できちんとキャッチしました。

すごいよね、本当にすごい。

ただね2回戦の方が漫才として楽しかった、それだけです。オチの問題かな。なんだろね。あーランジャタイをほとんど理解していないこいつ↓

twitter.com

に開演前遭遇してしまったことが運の尽きかもしれませんな。

ということで本日は〆。

 

明日も明後日も 関西予選のうち一日も なるべく早く書くから3回戦ブログのぞいてね。

本当はツイッターで報告したいんだけどね。

*1:追記:ケネディ暗殺の犯人もオズワルドだそうですね。いずれにせよ検索しにくい

M-1グランプリ2018 3回戦東京1日目 2018-10-15-???

Twitterのように垂れ流しで書きたい。

全組レポとか面倒だし。

ただボリュームが膨大になるということで最善策ではないがブログにて。

 

本当は書きたいライブのことがたくさんあるからまたブログ画面を開くようにもしよう。うん、長文はブログだ。と言い聞かせているくらいはなんかひっかかりがある。

 

総評:えーもっと笑おうよ。

促してるんじゃなくてそんなシーンとしちゃうほど楽しくない漫才達ばかりじゃないのに。どうした?客席って思った。笑おうよはLet'sではなく日本語だとニュアンス勘違いされるかもしれないけど canとかmayに近い。本当に面白くなかったのかな。あたし多くの人とお笑いの感覚ズレてない方なはずだけどな。

そんな感じ。

 

■楽しかった出場者

 

3回戦はGyao!での動画配信もあるし、そういう感じで予選行った人と行かない人が双方楽しめればいいと思うんだ。

と思ってtwitterにも書いたけど、多分ブログの方がいいだろうなと思って転写または加筆しつつ。

()はネタ

Aブロック

ナミダバシ:低調かなと思いきや後半の肺活量に任せた長いツッコミワードでどんどん楽しくなった。内容あまり覚えてないが楽しい。本当にネタも失念してる。あのシステムで大笑い。

ヤングタウン(落語家とアナウンサー):力量不足の若手落語家をアナウンサーが流暢な実況でイジるシステム。TBS系列(M-1開催と他局)のアナウンサーであることや古典芸能(今回は落語)を笑点以外でイジるという、禁忌を破っているその感じも笑いに繋がるのかと。いやー楽しい。

バベル(自転車泥棒):好きなのよ。この日もバベル節がちゃんと炸裂していてとても楽しかった。バベル節って何か。他芸人と並べることはすごく失礼かもしれないけど天竺鼠と同じ枠。何をボケが一人でずっと言ってるんですか?という。ただバベルの方が少し丁寧。丁寧な分お客をおいていかないんだけど、おいていっちゃってるという破壊力が少し小さ目なだけ。天馬、髪のばしてよ。

 

Bグループ

相席スタート(愛情をそそぐ):あれ?あれあれあれ?と最初は低調に感じたけど前半で流れを取り戻して、さすがの状況説明状況設定ストーリー展開。ほんとさすが。楽しい。

カラタチ(彼女が欲しい):∞ホールに続いて2回目で同じネタでしかも割と当たり外れの多いオタクネタ。ビンゴ。楽しい。人(にん)もよくわかっていないが多分オタクネタは多いのだろう。それも見てみたいし違った風合いのネタも見てみたい。大体ここも佇まいがいい。陰が薄くてぬぼっとしている感じの漫才師の未来を考えるのが好きだ。

 

その他:ザ・パーフェクトが重い空気を払拭していた感を少し第三者的視点で眺めていたとかレインボー池田の男に既に違和感を感じている自分がいたこと

 

Cグループ

しおゾウ(ルミネで漫才):自分自身がそんなケタケタ笑ったわけじゃないんだけど本当に好き。多分会場か席か、はたまた若い子の言葉についていけなかっただけで何かが変わって何回か観たらもうファンになっている。たまたまこの日は相性が合わなかっただけ。楽しい漫才だということはすごくわかる。好き。

やさしいズ(手術を受けたくない子を論破):ほら漫才になってもこの通り。なんだけど今後キングオブコントも目指してもらいたい時に「漫才にもなるコント」とかは思ってほしくないんだよな。ちゃんと漫才だったし。楽しかった分あとになってこわくなってきた。

あんみつ(チン〇):チンチンにすべってたってtweetしたのはネタにかけたのと割と本当だったのと。下ネタ。でも構成とかあとね、佇まいが好きなんだと思う。下ネタで思い切っておいてそこまで新しい手法じゃなかったから会場ヒイてた?ああいうの私はすごく楽しい。

 

その他:シマッシュレコードがギター持ってるってだけで(あとやっぱり営業とかでも活躍しそうだなってちょっと思ったってだけで)談志とテツトモ思い出しちゃうのは(で、談志が生きててシマッシュが決勝行ったら談志はなんて言うんだろうとか考えちゃうのは)我ながら安直すぎるなって考えてた。

プラス・マイナスはやっぱりもう「3-4分にギュンギュンにボケを詰め込む漫才」*1ではなくて15分くらいずっと客から爆笑取れる漫才が武器でいいかもって思った。M-1あきらめろじゃなくて、もうそういう立派なフィールドの人だからこの日も楽しかったんだけどあなたたちいつももっともっと楽しいよって思った。

 

Dグループ

いい塩梅(紹介):tweetでは書き忘れちゃった程度だったんで少し丁寧に。引き出しも多いし多彩(かつ多才で)当分飽きないし楽しいし、これからもずっと楽しくいて欲しいコンビだな。ツッコミの人は何かのライブで見た即興トークもすんばらしい技術だった。これからめちゃくちゃ期待だよ。

四千頭身(正夢):もう風格っていうか漫才に香りでてきてない?若手特有の勢いとかガツガツとかわざと消してるの?出てくるとね、待ってましたというより安心するの。で、ちゃんと楽しい。とにかく彼らをして下手と称した有名漫才師を私は別の色眼鏡で見てしまうとそういうこと。

アイロンヘッド(タメ):3分しかない時間をこんなに贅沢に使うなんてってところと、複数の曲をそういう風に繋げるか・・・どこ切り取って思い出しても楽しい。アイロンヘッドの発想もっと広まれ。ただ辻井は髪を切れ!!!

かまいたち:待ってました。待ってました、なんだよな。溢れるスター感とオーラ。称号を持つのと人前に出るのはあんなにも人を変えるのか。マイナスに働かない安定感と自分達をよくわかった技術で本当に楽しい。不潔⇒清潔で見取り図のことを思い出すクセは早く治したいけど、じゃあ逆に見取り図って今大阪でどんだけ活躍してるんだろって思ったり。(去年以前のかまいたちにも思ってたけどね) いいな、大阪。お笑いが流行ってて。

天竺鼠:言わずもがな。1ボケもはずさずトリで会場を沸かせに沸かせた。楽しすぎる。あとツカミ。ツカミー1グランプリをいつか開催したい。

詳細というか願望↓

その他:ペンギンズと東京ホテイソン、あと井下好井はもっともっともっと楽しい時を知っているのでと上記からははずしておいたけども。ペンギンズは広い会場の下手サイドの後方席だとそもそもノブオが見えない。それで面白さ半減してるってのある。もったいない。意外な、で、今まで気付かなかった盲点。狭い贅沢な空間で見てたのね、あたし。井下好井もなんだろうな、なんにも悪くない。あたしの見る目が悪いんだろうね。

 

 

昔は大阪に行かないと見ることが出来なかった芸人さんが見られるようになって久しい。とても嬉しいのだけどなんか申し訳ない気持ちにもなって複雑・・・ということで〆

 

タケトのOPトークが面白かったので共有

 

 

 

*1:かつてモンスターエンジンの西森が言ってた表現とニュアンス丸パクリ