アマガエルの大合笑

更新速度:ポルシェよりはるかに遅い ぴろよによるお笑いブログ ライブ多め

Aマッソのトーク 2018-01-14-006

関係ないけど直木賞の話

さて、旅行で痩せて帰国してすぐ戻った。どういうことだよほんと。
今まで一度も気にしたことがない直木賞(ノーベル賞も芥川賞もだけど)。受賞者発表後にチラ見くらい(村田紗耶香の時はおお!とったか!くらいは思ったけど)。今回は綾瀬まると伊吹有喜がノミネートされているので少しそわそわしている。綾瀬まるは友人の勧めで読み始めた。こんな表現があるかわからないが綾瀬まるは「筆が広い」緻密なドキュメンタリーを書いたかと思えば、感情の機微を細かに追ってみたり、今回の候補作(くちなし)においては一見ファンタジーに見せかけて人間の本質というか本当は見ないようにしていた何かをまざまざと見せつけてくる。この人どんな作家?と言われて一番答えにくい中で一番好きな人だ。伊吹有喜に関しては昔ご近所で本名をさん付けで呼び合う仲。四十九日のレシピでピンとくる方もいらっしゃるのでは?食べ物の描写と日常に潜む小さな幸せや暖かさを実に繊細に書く人。ご本人も幸せそうだしな、いつも。是非ともどちらかに受賞して欲しいもの。ダラダラとこの記事を書いていたらもう今日の夕方だ、発表。

Aマッソのトークとは

昨年2017年初夏頃行われた「Aマッソのラジオ」というラジオのようなトークライブが発端で約1月おきの定期的にナベプロのライブ小屋で行われるトークライブ。正式名称は今「Aマッソのトーク」だと思うのだが当時の名残でこのライブをAマッソのラジオと呼ぶ人がちらほら。ゲストはありだったりなしだったり。特に最近ライブの数が減り(その分TV等のメディア露出が増えているということは想像に難くないのだが)着実に「会いに行けない芸人」への道を歩みつつあるAマッソのトークが聞ける貴重なライブ。

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トークを受けて思い巡る

「どうやらうちら売れてないみたいやで?」の加納の言葉からはじまったトークライブ。2017年何本ネクストブレイクの取材を受けたことか!!との自虐から。
いや売れるから。いつかわからないけど売れるから。というか売れてきてるから絶対に。ただ本人たちもひっかかるくらいは周りの声と実際の評価(報酬?)が違うのだろう。

前日の京都ロケで村上がベロベロに酔っぱらって「村上ミュージカル」を開催した話。加納は後に出てくるある一つの話題以外本当にトークが散らからない。すごく単純に言うと上手い。情景が目に浮かぶようなトークの後それぞれの年末年始。
マスクのないゲッターズと飲んだ村上、さらに最近渚(尼神インター)にかわいがられているという加納。
渚と加納が爆笑問題カーボーイのSPWでツッコミ対決をしたのは記憶に新しいが、その渚と加納は今でも仲が良いとのこと。これ個人的に(加えてAマッソ関係のライブにだけは着いてくる友人も)非常に喜ばしい。なんとなく加納が人見知りっぽいことと尼神インターvsAマッソという世間が勝手に作り出した構図に私も若干アテられていて、関係が続かないのではないかと勝手に思っていた。なぜそこまで仲良くなってほしいかというと説明が難しいのだが、これでやっと尼神インターとAマッソの「仲良くケンカ」を安心して見ることが出来る嬉しさとあそこまで才能に溢れている女だからこそ勘違いされやすい加納はかわいがってくれる身近な年上の存在が多ければ多いほどイイはず、なんて生意気なことを勝手に思っているからかもしれない。そしてラジオやTVからにじみ出てはいるが渚は本当に「イイヤツ」らしい。よかった。よかった。でもほんと「才能ある女」の扱い下手過ぎない?日本?現代?こういうこと考えていると楽しいトークライブのことを思い出しているのに反吐が出そうになる。そもそもこれは私が完全にいけないのだがすぐ女vs女の構図を作りたがるのも日本?メディア?の悪いところだと思う。毒されている私もダサいけど一刻も早くこういった反吐が出る価値観がなくなって欲しいものだ。
そして唯一加納がとっ散らかるトーク「私と松たか子」何かを言わんとしていることとうっすら本質はつかめるがこの話、本当にわからない。当日かろうじてわかったのは「松たか子はおる」ということはわかった。オーライ。
ゲーム
バーニーズ細田とトンツカタン森本と考えたらしい。ある単語に対して漢字一文字でツッコむというもの。

natalie.mu

このインタビュー下部で加納が一人でやっているゲームと言ってピンとくるだろうか。

>加納:ケーム濁、ゲム伸、ゲー結、ムーゲ逆、ワーイ違! うるせえ! ゲーム楽しみです!


このインタビューを覚えていた私もどうかと思うがまさにこのまんま。出題加納、回答村上。さすが独特、村上。
それにしても細田と加納が仲良しとは。大喜利の天才同士ではないか。加えて東京若手の才能の塊代表、森本。なんだこの3人。天才も勝手に集う仕組みになってるのかよ。

あれ?村上のことをあんまり書いていない気がする。加納のことが好きということよりも村上の魅力は描写しにくいと思っていただきたい。
レポではなくあくまでも印象に残った場面と自分の感情を記事にするというのが最優先なのでご理解いただきたい。

ゲストしずる

このライブにゲストは期待していない。第一回で日本エレキテル連合という素晴らしいゲストが来たというのもあるのだが、二人の話だけでも十分だからだ。で、直前にスタッフツイッターがこんなことを言っていたが

「ふーん」だった

蓋を開けてみればしずる。
私はしずるが好きなんだよね。特にキングオブコント以降の。「好き」の原因がちょっとわかった気がしたのが加納のこの言葉「しずるさんってまだ攻めてる」(正しくはこうじゃなかったかもしれない)
レッドシアターで全盛期の頃がどうこうというわけでもなかったのだが、100%いい意味で「まだその姿勢でいられる」という目でしずるを見ている。
ゲスト不要なんて言ってスマン。良かったしずるがゲストで。Aマッソ側でも「なんでこの人?」というような人を呼びたかったらしい。確かに繋がりがあるようでないが、曰く村上(し)の「妻がAマッソ」。村上(し)妻の名前は愛子。Aマッソの二人の本名は村上愛と加納愛子。しかも村上愛子の誕生日が加納と一緒だとか。うん確かに妻がAマッソ。フライヤーでよく見かけていたとは言えどうして村上(し)はAマッソのことを調べてみようってなったのだろう
池田は池田で村上(A)と初対面が2017KOC準決勝時。負けた~帰るぞ~と片づけをしながら村上(A)に話しかけたところ「家帰ってオ◎ニーでもしますわ」と。衝撃だったらしい。今日びそんなことを言うやつは男芸人でもいないと。

その後即座に「ライブでそんなアツくなる?」と言ったお笑い論がかわされる。加納がお笑いにアツいというイメージをなんとなく持っていたので、そんなゲストトークに特段違和感を抱かなかったのだが、実は裏テーマで「しずるからお笑い名言を引き出そう」という試みがあったらしい。村上(A)曰く「うちはそういうのボロが出るから極力黙っていた」納得。
確かにあれは名言引き出されるよ。
私がなんとなく印象に残っているのは
天狗になりたい(池田)
単純に池田って謙虚だなと思ったのと結構近いタイミングでの志らくのツイート↓

を見たからかもしれない

知名度は一度得たら消えない(村上(し))
これは言われてみてなるほど。確かに忘れられることはあっても広がった知名度が狭まることはない。こりゃまいった。

野望は?と問われてキングオブコント優勝と答えないあたり、散々ツイッターで告知しているのに来月の単独ライブのことにライブ中は触れないあたり・・・。いいね、しずる。

繋がっていないとは言えAマッソからしたら売れた経験を持つ先輩・しずるからしてみたらどう考えても少しおかしな気になる後輩、いつだって二組とも本気であること、売れたいと思っていること、お互いをすごいと思っていること等々からAマッソが「しずるのトーク(このライブもまたいい。阿佐ヶ谷のロフトでダラダラ行われるやつ)」のゲストに呼ばれる日も遠くないのでは?
でもこんな予想を軽く外す私なので、話半分で聞いておいていただきたく。



トークライブって

レポは上手な方に任せたいのと、どこまで書いていいのかよくわからないのでここまで。
私も漏らしちゃダメなことは書かないしそのへんの自主規制はしてるけど、なんか気になることがある人とか、この芸人はこんな理由でこの話はして欲しくないらしいよとか、芸人ご本人とか。何かあったら一言コメントを。コメント聞いて判断した上で対策考えることにする。

Aマッソのトーク
日時:2018/1/14(日)21:00~90分
場所:表参道GROUND(表参道)
前売:1800円 当日:2000円
そういやナベプロサイトの先行逃して焦ってたんだけど結局整理番号良かったんだよね