川元さん、豆撒きました？ 2018-02-10-024
内容については本当に何も書いていない
R-1ぐらんぷり3回戦やゾフィー単独ライブ等、大ネタになりそうなライブを7-8個飛ばしてこのライブの記録だ。
しかし残念ながら内容については何も触れていない。フリとかではなく。しかもこれを書くことでこのライブがつまらないものと思われる可能性すらある。しかし決めてしまった、今年は全てのライブを記録しようと（私が勝手に）。倒置法を使ったのは以下内容がない予感に対するせめてもの抵抗であろう。
12月はM-1と重なり断念。1月は二人が別ライブ（その一部はこちら）が行われていたためこのライブの開催はなかった。待ちに待った、である。待ちに待ちすぎて、いつもは大体整理番号20番台なのであるが今回は6番であった。
人間、怖かったりヤバかったりするととりあえず笑うのはホント
「日本一の事務所決定戦」が今回の企画。この企画が発表された瞬間、ゲストの豪華さと反して私のテンションはやや低め気味だった。このライブには、猫背の川元がボソボソと時に何を言い出すかわからないあやうさがあり、佐々木が時にはポップにまとめ上げたり一緒に乗っかってしまいながらも必ず笑いに繋げる安心感があり、それで翻弄されるゲストを堪能する楽しみあり・・・が基本形である。ゲストが多く企画が盛りだくさんの回もあったことにはあったし、結果「いつもと違うがすごく良かった」という感想を持つのでなんの心配もしていなかったのだが、いかんせん2年前後ほぼ毎回見に行っている*1このライブ、少し間が空いたので基本形を堪能したくなったのかもしれない。そんな自分勝手が自分のテンションを下げているのだから文句なんか言えない。
しかし期待が思いもしない方向で裏切られる。時系列で言えば7-8個書くべきライブがあるのにそれをすっ飛ばして書いたのは「私の記憶は鮮明だ。書けないことだらけなのでこんなに書いていないだけなのだ」ということを殊更に強調したくなったからでもある。
前説は前のライブに出演していたピン芸人*2。出演予定がなかったからかスイッチの切り替え方があるのか、コンビ時代の落ち着きを取り戻して外見の美しさが際立っていたような気がする。前説の時点で川元が非常にヤバい状態であることを知る。
いつものオープニングV。喫煙所で話している芸人を覗き見するというライブ設定に客を入り込ませるためのミニコント。・・・いやいつもの川元ではあるのだが、普段身に着けている300キロのリストバンドと500キロの鉄下駄を脱いで完全に潜在意識が解放された状態になっていた。クリリンを殺された怒りに燃える悟空よりも怖かった。整理番号6番で確保できた最高の席で、最高に怖い思いをした。だからいつもより高く大きな声の変な笑い声が体から漏れた。
佐々木も佐々木だ。今回は「放置」という形で川元の暴走を我々客に堪能させた。
2年前後の間で確実にベスト3に入る回でもあったし同時にワースト1でもあるんだよな。もう既に次回が楽しみになっているのともしかしたらそんな心配をすべき人はいないのかもしれないが「川元のことは嫌いになっても川元さんライブのことは嫌いにならないでください」と声をかけた方がいい客や芸人がいるのかもしれないなと考えながら会場を後にした。
ライブでしか堪能出来ない面白さを丸々体現しているライブと言っても過言ではない。よろしければ是非一度。
何が記録しておけるか。。。
・日本一の事務所はSMA
・翌日のR-1準決勝に向けてネタ調整が出来ると思っていた石出の軽い落胆
・蕁麻疹が出る本田
・川元は酒井が大好き
・川元の「俺が万が一売れたら」の「万が一」に色々考えさせられたこと
天下一品のことも書ける気がしたが止めておく。
いやいやルール違反だろと思うことがあったらコメントからお伝えいただきたく。それよりこのライブのこの回に足を運んだ方といつかじっくり会話をしてみたいという気持ちでこの記事を締める。
川元さん、豆撒きました？
日時：2018/2/11(日)19:00～100分
場所：バティオス（新宿）
前売：1800円 当日：2000円
ゲスト：ヤーレンズ（ケーダッシュ）・チーズボーイ（ホリプロコム）・石出奈々子（浅井企画）・すっきりソング（SMA）・卯月（人力舎）・アントワネット（ナベ）・東京ホテイソンたける（グレープカンパニー） Aマッソがいたらどうなってただろう。日本一の事務所はオフィス北野だろう？
