アマガエルの大合笑

更新速度:ポルシェよりはるかに遅い ぴろよによるお笑いブログ ライブ多め

M-1グランプリ2018 3回戦東京1日目 2018-10-15-???

Twitterのように垂れ流しで書きたい。

全組レポとか面倒だし。

ただボリュームが膨大になるということで最善策ではないがブログにて。

 

本当は書きたいライブのことがたくさんあるからまたブログ画面を開くようにもしよう。うん、長文はブログだ。と言い聞かせているくらいはなんかひっかかりがある。

 

総評:えーもっと笑おうよ。

促してるんじゃなくてそんなシーンとしちゃうほど楽しくない漫才達ばかりじゃないのに。どうした?客席って思った。笑おうよはLet'sではなく日本語だとニュアンス勘違いされるかもしれないけど canとかmayに近い。本当に面白くなかったのかな。あたし多くの人とお笑いの感覚ズレてない方なはずだけどな。

そんな感じ。

 

■楽しかった出場者

 

3回戦はGyao!での動画配信もあるし、そういう感じで予選行った人と行かない人が双方楽しめればいいと思うんだ。

と思ってtwitterにも書いたけど、多分ブログの方がいいだろうなと思って転写または加筆しつつ。

()はネタ

Aブロック

ナミダバシ:低調かなと思いきや後半の肺活量に任せた長いツッコミワードでどんどん楽しくなった。内容あまり覚えてないが楽しい。本当にネタも失念してる。あのシステムで大笑い。

ヤングタウン(落語家とアナウンサー):力量不足の若手落語家をアナウンサーが流暢な実況でイジるシステム。TBS系列(M-1開催と他局)のアナウンサーであることや古典芸能(今回は落語)を笑点以外でイジるという、禁忌を破っているその感じも笑いに繋がるのかと。いやー楽しい。

バベル(自転車泥棒):好きなのよ。この日もバベル節がちゃんと炸裂していてとても楽しかった。バベル節って何か。他芸人と並べることはすごく失礼かもしれないけど天竺鼠と同じ枠。何をボケが一人でずっと言ってるんですか?という。ただバベルの方が少し丁寧。丁寧な分お客をおいていかないんだけど、おいていっちゃってるという破壊力が少し小さ目なだけ。天馬、髪のばしてよ。

 

Bグループ

相席スタート(愛情をそそぐ):あれ?あれあれあれ?と最初は低調に感じたけど前半で流れを取り戻して、さすがの状況説明状況設定ストーリー展開。ほんとさすが。楽しい。

カラタチ(彼女が欲しい):∞ホールに続いて2回目で同じネタでしかも割と当たり外れの多いオタクネタ。ビンゴ。楽しい。人(にん)もよくわかっていないが多分オタクネタは多いのだろう。それも見てみたいし違った風合いのネタも見てみたい。大体ここも佇まいがいい。陰が薄くてぬぼっとしている感じの漫才師の未来を考えるのが好きだ。

 

その他:ザ・パーフェクトが重い空気を払拭していた感を少し第三者的視点で眺めていたとかレインボー池田の男に既に違和感を感じている自分がいたこと

 

Cグループ

しおゾウ(ルミネで漫才):自分自身がそんなケタケタ笑ったわけじゃないんだけど本当に好き。多分会場か席か、はたまた若い子の言葉についていけなかっただけで何かが変わって何回か観たらもうファンになっている。たまたまこの日は相性が合わなかっただけ。楽しい漫才だということはすごくわかる。好き。

やさしいズ(手術を受けたくない子を論破):ほら漫才になってもこの通り。なんだけど今後キングオブコントも目指してもらいたい時に「漫才にもなるコント」とかは思ってほしくないんだよな。ちゃんと漫才だったし。楽しかった分あとになってこわくなってきた。

あんみつ(チン〇):チンチンにすべってたってtweetしたのはネタにかけたのと割と本当だったのと。下ネタ。でも構成とかあとね、佇まいが好きなんだと思う。下ネタで思い切っておいてそこまで新しい手法じゃなかったから会場ヒイてた?ああいうの私はすごく楽しい。

 

その他:シマッシュレコードがギター持ってるってだけで(あとやっぱり営業とかでも活躍しそうだなってちょっと思ったってだけで)談志とテツトモ思い出しちゃうのは(で、談志が生きててシマッシュが決勝行ったら談志はなんて言うんだろうとか考えちゃうのは)我ながら安直すぎるなって考えてた。

プラス・マイナスはやっぱりもう「3-4分にギュンギュンにボケを詰め込む漫才」*1ではなくて15分くらいずっと客から爆笑取れる漫才が武器でいいかもって思った。M-1あきらめろじゃなくて、もうそういう立派なフィールドの人だからこの日も楽しかったんだけどあなたたちいつももっともっと楽しいよって思った。

 

Dグループ

いい塩梅(紹介):tweetでは書き忘れちゃった程度だったんで少し丁寧に。引き出しも多いし多彩(かつ多才で)当分飽きないし楽しいし、これからもずっと楽しくいて欲しいコンビだな。ツッコミの人は何かのライブで見た即興トークもすんばらしい技術だった。これからめちゃくちゃ期待だよ。

四千頭身(正夢):もう風格っていうか漫才に香りでてきてない?若手特有の勢いとかガツガツとかわざと消してるの?出てくるとね、待ってましたというより安心するの。で、ちゃんと楽しい。とにかく彼らをして下手と称した有名漫才師を私は別の色眼鏡で見てしまうとそういうこと。

アイロンヘッド(タメ):3分しかない時間をこんなに贅沢に使うなんてってところと、複数の曲をそういう風に繋げるか・・・どこ切り取って思い出しても楽しい。アイロンヘッドの発想もっと広まれ。ただ辻井は髪を切れ!!!

かまいたち:待ってました。待ってました、なんだよな。溢れるスター感とオーラ。称号を持つのと人前に出るのはあんなにも人を変えるのか。マイナスに働かない安定感と自分達をよくわかった技術で本当に楽しい。不潔⇒清潔で見取り図のことを思い出すクセは早く治したいけど、じゃあ逆に見取り図って今大阪でどんだけ活躍してるんだろって思ったり。(去年以前のかまいたちにも思ってたけどね) いいな、大阪。お笑いが流行ってて。

天竺鼠:言わずもがな。1ボケもはずさずトリで会場を沸かせに沸かせた。楽しすぎる。あとツカミ。ツカミー1グランプリをいつか開催したい。

詳細というか願望↓

その他:ペンギンズと東京ホテイソン、あと井下好井はもっともっともっと楽しい時を知っているのでと上記からははずしておいたけども。ペンギンズは広い会場の下手サイドの後方席だとそもそもノブオが見えない。それで面白さ半減してるってのある。もったいない。意外な、で、今まで気付かなかった盲点。狭い贅沢な空間で見てたのね、あたし。井下好井もなんだろうな、なんにも悪くない。あたしの見る目が悪いんだろうね。

 

 

昔は大阪に行かないと見ることが出来なかった芸人さんが見られるようになって久しい。とても嬉しいのだけどなんか申し訳ない気持ちにもなって複雑・・・ということで〆

 

タケトのOPトークが面白かったので共有

 

 

 

*1:かつてモンスターエンジンの西森が言ってた表現とニュアンス丸パクリ