アマガエルの大合笑

更新速度:ポルシェよりはるかに遅い ぴろよによるお笑いブログ ライブ多め

M-1グランプリ2018 準々決勝大阪 2018-11-05-???

3回戦大阪2日目(2018/10/23)のことを結局記事にしないのは
激戦チケットで最前列ほぼセンターを取れたにも関わらず記事にしないのは
こんなもんか・・・感が勝ってしまったからです。

コントは東高西低、漫才は西高東低なんて言われることがありますが、3回戦の大阪にはあまりそれを感じなかったんです。西の有力漫才師達が続々と東京進出をはたしているせいかな*1なんて思ったりもしましたが理由はよくわからないです。

ただ準々決勝はさすがでした。チケット譲ってくださった方、本当にすごい席でしたしすごいライブでした。ありがとうございます。

書きます。

 

【所感・雑感】

■A-CグループとD/Eグループの出囃子が変わった気がしたのだが多分気のせいですね。
Cグループ終わりDグループ始まる前までトイレで途中抜けして*2帰ってきたらアレ?と。動画で確認します。

■出囃子事件のお陰でお隣のとても感じのいいお姉さんと話すことが出来ました。*3私が人見知りである理由の一つに「知らない人=怖い」というもっとも根源的な身の安全の確保のためという至極当然の事項が挙げられますが、今回はたまたま本当に感じの良い方で助かりました。感じの良さそうな人を選びますがそんなの平気で裏切られるくらい人間界は怖いものなのです。どんな芸人を応援しているとかそういう話が平和に出来るってのは本当に奇跡なのです。「みんな東京行っちゃうから…」は東京にいると大変嬉しい現象なのですが関西の方の口から聞くと少し胸が痛みます。

■見慣れたネタの進化⇒現時点で最高の出来、を感じられることが多くて幸せな限りです。東京にライブで見慣れた芸人さんが多いので大阪でこれを感じられるのはかなり偏りがありますがそれでも お?!となりましたしかっこいいともなりました。初見ネタの緊張感や期待感は醍醐味だと思いますし、これがネタを楽しいと感じるスパイスになってしまうことも重々承知だからこそ既知ネタが叩かれ磨かれ進化する感じにゾクゾクします。その分残念ながら既知ネタでハズされた時の反動もすごいです。既知ネタ(TV披露等で知られていれば知られているほど)、本当にギャンブルですし逆を言うと実力ある漫才師達の自信の表れにも見えます。かっこいいです。

■モンスターエンジンとセルライトスパは私の爆笑の割に会場がウケてないなと思ったことだけが心にチクっときましたが、私が楽しければ良しとしましょう。去年あたりまでM-1グランプリの「面白さの基準」にうっすら期待していた部分がありますがもう別の楽しみ方をすることにしました。M-1審査員セレクトオススメ芸人博覧会、とそういう位置づけです。レポートを見るとどうせ「ほんと?」と思ってしまうのでM-1であれば3回戦から全予選行ける限り行こうとしているというのもあります。百聞は一見にしかずです。加えて「へえこの人こんなネタ好きなんだ。合う~/合わない~」で合う~の人とはいつか友達になればいいじゃないですか。合わない~の人も直接話したら楽しいじゃないですか。そんな人はいないでしょうが、会場の様子を正確に伝えるとか、当落予想とかを期待しているのであれば別の記事やツイートをご覧くださいまし。上手い人たくさんいるからね~。ただ、私のモンスターエンジン評だけは信じないと私にオススメ芸人を聞いてくるような友達が言っています。本当に信じちゃダメです。ただそんな私でもモンスターエンジンは今年より去年の3回戦の方が楽しかったのくらい知っています。

 ■スーツ自体というよりスーツ姿が最高にかっこいいのがDr.ハインリッヒと吉田たちですね。

■警告音鳴った時に早口にならないというだけで大分かっこいい。これはこの日に限らず。警告音⇒早口にならないというだけで株があがる。

以下、記録しておきたいネタ

Aブロック

黒帯(小説家):演技がどうでもいいレベル、ツッコミの方が重要な役割をさらりとこなしている等々完成されている部分が多く総合芸術といいたくなるネタ。10分くらい見たいです。

 ロングコートダディ(シンデレラ):私が楽しいと思う/思わないに波がありすぎるコンビなので「今日はどうなんだ?」といつもいつも身構えているのです。このネタは完璧。このコンビにはおとぎ話とかファンタジーを切り取ってもらいたいのです。日常を切り取られると「いやーそんなんないよ」とか「ちょっとしつこすぎない?」って無粋なツッコミをしながら見てしまうので、完全フィクションの世界で暴れまわってもらえますと魅力が増すコンビに見えています。このネタそれでした。

Dr.ハインリッヒ(太ったイワシ):元々好きな上に最近絵が非常に浮かびやすくとても好きなコンビです。たまたま見に行った日の3回戦のネタも楽しかったですが、このネタは勝負ネタなのか大阪でしか観ないのによく知っているネタで、かつ今日が今まで観た中で最高の出来だったのでいいですね。ハインリッヒと見取り図に同じことを感じました。NGKでウケるっていいですよね。

金属バット(漫才師という職業):ロコディ・ハインリッヒ・金属バットに共通するのが、私は基本的には好きだけど楽しみ方に波があるというところです。東京のライブ芸人ほど見慣れていないことによる愛着の低さに起因すると思ってます。が、3組とも完璧だったんですよね~。ニヤニヤします。金属バットは東京のライブシーンでも大人気で3組の中では東京でも比較的目にしやすいコンビですが、私自身熱心に追いかけているわけでもないのでいつもに増して適当ですが、引き出しが意外と多いと見ています。ホラー要素の高いシュールに走ってみたり、特定の人や事項を腐してみたり。そろそろちゃんと追いかけてみようかな・・・。この二人は佇まいも素敵で、口調もいい。唯一無二感がすごいのがとてもいい。とにかく良かったです。

 

 その他:ももは展開が単調なのですが「大喜利の応酬」みたいなネタは漫才師というか芸人のロマンを感じたのと、てんしとあくまの歌ネタはいつもは抵抗があるのですが今回はそんなに抵抗がなかったです。


Bブロック

ヒガシ逢ウサカ(変な人):こういう伏線回収みたいな引き出しもあるんだ、と彼らも見るたび面白いです。

見取り図(年相応のファッション):これも(私の目には)叩いて叩いて磨き上げたネタ(と映っている)。他にもそんな漫才師たくさんいたんだろうけど大阪はどうしても偏ってしまいます。勢いと丁寧さ。ポップなワードと楽しい展開。3回戦もよかったけど3回戦よりいい出来だったように見えました。。うん、完璧。

かまいたち(USJ):何回も何回もやっているネタでここまですごいだから、もうすごいでいいです。いいネタは飽きを超越しますし、ちょうど金属バットがネタで触れていた「落語家は大昔に誰かの作ったネタで爆笑を取る」ことの難しさと完結した時の感動たるや。おみそれいたしました、とはこの日のかまいたちに贈るべき言葉です。

ジャルジャル(国分けゲーム):またジャルジャルが何かやってるんですが、その何かがそもそも他の人には思いつきませんし意外と無視されるのが残念なのですがあの二人のように表現出来ないと思います。文字にするとこれだけなのですが、相当に笑いましたし私がジャルジャルのことを好きな理由に才能が枯渇しない安心感があるから、が挙げられるということがよくわかりました。

その他:Bブロックは最後感動的な流れを体験出来たな・・・藤崎マーケットも全然悪くなかったし。ありんくりんはTV出演がちらつきましたわ。

Cブロック

プリマ旦那(結婚):大阪でよく名前聞きますけど私ちょうど大阪に通ってた時期にあまりお見かけ出来なかったんです。今日のはすごかったな。長文早口がちゃんと伝わってきたし面白い。技術もある二人なんですね。もしかしてあの技術ももうおなじみすぎるとか?もう少し東京の人にもまざまざと見せつけたいです。力と(東京での?)知名度が見合ってない感じがしました。キングオブコントの時から感じています。

丸亀じゃんご(日直):見た目にやられました。単調なボケが大人数を演じるネタかなと思いきや、演じ分けや展開に後半引き込まれっぱなし。

たくろう(祭りデート):新鮮さゆえか、東京でものすごくウケそうな感じゆえか、最初からとてもとても好感を持ってしまうのですがちょっとこれから様子見です。めちゃくちゃ笑った上位5組に入っているのですがだからこそ見慣れた後の彼らも堪能したいです。

ギャロップ(合コン):彼ら(とロングコートダディ)に関して「ウケてるのに通らない」という話をよく聞くので見に来たというのもあります。十分楽しかったし怒る皆さんの気持ちに同調することが出来ました。でもここまで通らないというのはハゲいじりがきつかったのもあるかもしれませんし、技術と経験が安定に繋がっているだけではなく「古典っぽさ」の悪いところ(やっぱりちょっと古くさいとか)ばかりが際立たせているのかな・・・。面白いからいいじゃんね。

ガーベラガーデン(学校vs塾):準々決勝進出アマチュア2組中の1組、と当日に知ったわけです。学校教師と塾講師のコンビだということも知りました。それくらい3回戦の関西は必要最低限すらもあまり観たり調べたりしていない。なのにこの学校の先生、出て来た瞬間に「教師だ!」と思わせる格好で出て来ましたね。白Yシャツ・ネクタイ・スラックス・・・の、さあ後はジャケットだけだ!にわざわざジャージをはおるアレ。見せ方のうまさよ。今回アマチュアのもう1組が漫画家同士が組んだ漫画家というコンビだったり、3回戦では市役所勤めの安定志向なんてコンビもいました。
今挙げた3組のネタは彼らにしか出来ないというと少し語弊がある気がしています。漫才師でも出来るネタだとは思うんです。ただ彼らの職業が持つ圧倒的な説得力。それが強力な武器なんでしょうね。肝心のガーベラガーデンですが、動画を見ればいいことなんですし他の芸人さんを使って例えるのは若干失礼だと思いつつ・・・インポッシブルの偏差値高い感じ・・・とでも表現すると彼らを知らない人々にもとても伝わりやすいなと思いました。バカバカしくてめちゃくちゃ笑えました。

D/Eブロック

基本最終ブロックに非常にレベルも密度も高かったな。モンエン・セルスパ以外の楽しかった組を。

さや香(合コンで出会った男女):もしかしたら苦手かなと思いつつ彼らのネタのハズレは見たことない気がしています。合うんでしょうな~。

ミキ(新婚旅行):さや香と同様。でもあの繰り返していた亜生のボケはあざとい感じがしました。

スーパーマラドーナ(10万):そう!これ。3回戦でもこの出来が見たかったです。スーパーマラドーナに会場全体がのけぞって笑っていたという話も去年以前からよく聞きます。今日はそれに近かったのではないでしょうか。でも逆をいうと3回戦(しかも最前列)で観たスーマラがこのレベルではなかったので3回戦全体の思い出が少しよくない方に触れた・・・そう考えると期待されるってすごいことですね。なんか生意気言ってスミマセン。

 

その他:吉田たちは当然面白いのですが「もしかして割と声も聴き分けられる二人なのか?」に頭がいってしまいすぎたことが邪魔しました気がします。冒頭の感じの良いお姉さんに「今年は特にすごい」と聞いて納得もしましたけれども吉田たちって最近ずっと良い意味であれくらいのハイクォリティである気がします。5年以上前と比べると段違いの良さですけど、さてでは何が一歩足りない・・・。和牛は一旦、芸術家や芸人のごく選ばれた人だけが入るゾーン、一般的には十分実力のある人が別のポテンシャルをみせる時期であり特に色々わかっている人(またはそれ風を気取りたい人)に高評価を得やすいゾーンに突入した様に私には見えています。私はこのゾーンに入った芸術家や芸人のポテンシャルや可能性等々を簡単に無視した上で(しかも本当にある一定期間である場合が多いにも関わらず)「苦手」と断言出来うるトラウマや経験がありますので、配信(後述)でそのあたりをちゃんとお話しましたら和牛に触れるのは当分止めるんじゃないかな。M-1と切っても切り離せないから案外すぐ触れるかもですが。どうせ数年後にめちゃくちゃ魅力的になっている可能性高いから、今はちょっと放っておこうとそんなところです。

 

さて明日は東京準々決勝です。チケットが当日受け取りなのでドキドキしながらですが、今回自力では入場することも出来なかった準々決勝。目ん玉がひっくり返ってもきちんと脳裏に焼き付けようと思います。

 

FRESH!LIVEというアプリをDLしていただくかPCでしたら下記リンク内で「お笑いポルシェ」って配信をやっています。

freshlive.tv

今回は準々決勝2日間と準決勝進出者が選ばれた後の2018年11月8日(木)配信予定です。M-1のこと多めに話します。せっかく見に行かせていただいていることですしね。チャンネル登録かツイッター見張るかしていただけると配信見逃さないですよ。

 

https://twitter.com/piropiroyo

*1:大変もったいないですし贅沢なことなのでちゃんと堪能しないとな、東京住みとしてと常々思っております。

*2:ほんとネタに間に合ってよかった。途中でトイレに行きたくなることなんてないので焦りましたわ。

*3:職業柄、ヒトに「不明点を残したまま帰宅するのもったいない」とよく言っているためか、人見知りのくせに疑問点があると平気で隣の人に話しかけます。ただ疑問点・不明点がある時だけです。今回もトイレで抜けている時にMCがなんか言ったのかな?とか別の時には知らなくてガナリもちゃんと聞いていなかった組の名前を聞いたりとか。でも聴く前に「よし聞くぞ」って頭の中で5回くらいは決意の呟きをします