アマガエルの大合笑

更新速度:ポルシェよりはるかに遅い ぴろよによるお笑いブログ ライブ多め

まんじゅう小考察

アーカイブ見てって言えないからすごい長文になる気がするって話から

私がMCを担当しているお笑い配信番組にてまんじゅう大帝国のお二人にゲスト出演していただきました。残念ながらアーカイブはありません*1

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写真が合成じゃなければやったな。ほんとだったな。配信やってたな。2018年11月21日のことだったよな、うん。(確認)

 

だから~その~雰囲気が似てるって意味では

『お笑いポルシェ』#14 平成の最終兵器!「ぽんぽこ」襲来!マルー! | FRESH LIVE(フレッシュライブ) - ライブ配信サービス

この回。ちょっと見逃した人はこの回で雰囲気味わってください。ぽんぽこもめちゃくちゃ素晴らしいコンビですよ。

(本当はマドンナ。回もこんな感じ)

 

夏にマドンナ。がゲスト出演してくださってから、この配信番組はちょっとおかしいことになっておりましてニュークレープ・ナターシャ、ぽんぽこ、に続き、まんじゅう大帝国。。。。(しかもまだ続くんだ、すごいでしょ)

お笑いが好きだということを電波にのせて配信してはいますが、こんなに続々と芸人がゲストに来てくれる事態はやっぱりおかしい。そりゃね、棚ボタばかりじゃないですよ?こちらからも働きかけますよ?働きかけなきゃ無理ですよ?ただ、あるじゃないですか。働きかける、にもタイミングとか諸々の条件って。

 

ん・・・。どうなってんだ、って思いますし

どうなってんだ、には少なからず焦りとか卑下みたいなのも混じっていますし

こんなはずじゃなかったがプラスに転がることが本当にある!とビビってもいますし

んーーだからってこのツキが終わって欲しいって思うほど怖くもないですし

 

そんなこと言っていても仕方ないので、それもひっくるめて私の人生の流れの一部なんだなってそろそろ慣れるか楽しめるかだけの段階に来るといいなと思うことにします。

まだ思えてないってことか。早く思いたいな。

 
実はね、私自身が今回の配信「まんじゅう大偵察」を視聴者として見ていたかったです。コーナーはね、まんじゅう大紹介とまんじゅう大質問。

「便利なコンビ名なんですね、使っていこう俺らも」ってご本人達もおっしゃってました。自分達でつけたんだろがい!まあまんじゅう大外交ってトークライブやってますよね。でもうちの配信が少しだけ多く「まんじゅう大〇〇」って先取りしちゃいましたね。ポルシェ君(生首)の中の人がやったことですよ。かわいい題字を書いてくれるスタッフさんもいるんだから。ほんとなんて素敵な配信。

特集組まれるくらい魅力とか才能とかが詰まった芸人なんてたくさんいるのに「知名度」「ブランド」等々の不足で、なかなかお目見えすることないじゃないですか。

それを1時間以上たっぷりやるってんだから、うちの配信もいい番組だよね、本当に。
これギャグじゃないよ?もっとそういう番組増えろってこと言ってるんだよ?Walive!ってところがやってるインタビューとかああいう感じもすごい好きだよ?

芸人さんがどう思うかわからないけどさ、掘り下げるって本当に贅沢な行為だよ。

でもね、本当に気力も体力も使います。楽しい・嬉しいで準備~本番までは忘れかけるんですが終わった後どっときます。老体にムチ打つってのはこのことです。これ私だけではなくて本当は全然足りない人数と時間とお金でやってくれている配信スタッフさんにも言えることです。勝手にやってるんだからやめればいいじゃんって言われるのは承知で敢えて言ってます。でもやっちゃうんだよね、好きだと、ってこと。
石原さとみの彼氏*2も「結局愛だよ」的なことを言ってるしいいじゃない。時代の寵児が言ってるんだからそんなに悪いことでもないんだよ。


普段は天の声のポルシェ君(生首)と話してるだけの番組なんですけどね。

ゲストが来てその様子を映像で伝えられないなら書くしかないじゃない。

このブログにもいくつかある記事のアレです。すごく長く書いて独断と偏見が続く後半あたりはもう誰も読んでいないような、そんなやつを書きます。

私がまんじゅう大帝国について思ったこと、ですね。

 

 まんじゅう大紹介

配信レポは、いつかのアーカイブ復活を願ったゲン担ぎで詳しくはしません。配信で言い忘れたこととあくまでも私が思ったことをツラツラと書いていきたいと思います。ただこんなことを書く裏に「基本的な情報はどこかで得て、ほんの少し掘り下げた情報をここで得た上で、いつかどこかの何かのプロの人にがっつり彼らを掘り下げて欲しい」という思いはありますぜ。だから心して読んでほしいですぜ。

この記事のタイトルを「まんじゅう小考察」としたのは、配信タイトルを勝手にもじったのと、大考察はいつか誰かがやってくれるだろうな、っていう期待と謙遜の表れです。


きちんとお話しする前のまんじゅう大帝国のイメージは

・スターじゃん・・・

・職人

・オシャレ

・落語

・大喜利

こんなようなキーワードでまんじゅう大帝国をヒトに説明していました。スター街道は今後も歩み続けるだろうし、オシャレの話はまあ衣装の話だと思ってもらえばいいし、落語の話は後でいやってほどやるし、大喜利もすぐめちゃく強くなる(本人達が望めば、ですが)と思ってるという感じです。

さて職人。ネタを量産するイメージがあったり、ネタとリンクしたツカミが独特であることだったり、なんですけど大事なことを忘れてました。「ハガキ職人」っぽさを感じていたんです。ラジオで投稿をよくする人ですね。発想とか若干(ポーズかもしれませんが)ヒネた感じ、でも実際見てみたらあの二人みたいな清潔感とかオシャレ感とかもあるのがハガキ職人なんだろうなというのがなんとなく思っていたところ。

どうでもいいことだから配信では忘れちゃったし言わなかったんでしょうが、配信中、その雰囲気作っているのは田中さんの方だという感覚がありました。
田中さんはハガキ職人というより深夜ラジオそのものです。ラジオもお好きだそうですし、ふわっと滲み出る斜めの視線や言葉使いは、もう長いこと深夜ラジオのパーソナリティをやっている風格さえあります。はじまれ、まんじゅう大帝国のラジオ。

 

 まんじゅう大質問

到底さばききれるはずのない質問が大量に届きました。基本的なことは事前に聞いておこうと思ったんでここに書いておきますね。

家族構成

竹内:父母兄(※)

田中:父母兄妹

⇒これちょっと待ってね。確か質問に家族構成もあったなってのが頭の片隅にありながら実は家族の年齢構成を確認してたんです。

なぜか。私、この24歳と25歳の二人、すごく頑張れば産めたりするくらいの年齢差なんで、配信の際ファンという立ち位置でなければ母の立ち位置で接した方がいいのかなと思ったりしたからです。結果、「まあ親戚の姉ちゃん」くらいで無理はないなって二人に同意はとってないですが納得できたんですけどね。

ゆえ、年齢しかメモってないんです。上記以外のご家族もいらっしゃるかもしれませんし、あくまでも実家の家族構成ですし、竹内さんに(※)つけたのは「あれ?多分お兄さんだけどお姉さんだった可能性もあるな」とかそういうひどいものです。田中さんはこれで間違いない、多分。

信じるも信じないもあなた次第です。ほんとこれは今後誰かが訂正してね。

サイズ感

竹内:身長・180㎝ 靴のサイズ・27.5~28㎝ TシャツのサイズL 

田中:身長・171㎝ 靴のサイズ・26~26.5㎝ TシャツのサイズL
⇒プレゼントしやすい、んじゃないですかね。いいこと聞いたと思わない?視力までは聞けませんでした。ここに書くことではないかもしれませんが二人とも野球やってましたね。  


まんじゅう大帝国の田中さんに質問です。 私はうそつき村のやはちさんの大ファンなのですが、田中さんもお好きですか?

好き、だそうです。ゲーム*3 でうそつき村とかやはちとか使ってたくらいだって聞きました。 

 

ごめんなさいね、私インタビュアーではないのでこれくらいで勘弁してね。

配信で、落語・恋愛・ラジオ・ツイッターの話なんかもしたなってくらいでやっぱり勘弁してね。

 

 落語とか美学の話

ここからはね、ほぼ私が感じたことです。

ほぼ主観です。きっと本当にそのうちその道のプロが客観的にこのあたりの情報をまとめてくれるから、そのいつか訪れる「そのうち」を皆さんは楽しみにすればいいと思います。私はこれを今書いておくことによって、将来読み返してニヤニヤしようってそういう算段のためだけにここの章を書きます。ね、ファンって本当に気持ち悪いんですよ(あくまでも自分だけに言っています)。

あんな時間じゃほんのさわりに触れたか触れないかくらいでしたが、やはり彼らの芸事を支える落語の話とか挙動や発言に滲み出る美学を見聞きするのが一番面白かったです。彼らの底の深さをちょっと覗いてしまった気がして怖くなったとも言い換えられます。で、普段は結構隠しながら生きていけてるなって思ってたんですけど自分の底が知れてちょっと恥ずかしくなってしまいました。

いいな、底が知れない人達って。って思いました。

 

配信で披露していただいた「登山」ってもうそれこそ何回か見聞きしてるんですが、間近で拝見させていただいた際に、「あーーーあんなに最低限の挙動で普通に話していた場面から山に行くんだ」ってちょっとハッとしたところから配信終わりまでずっとハッとしっぱなしでした。

 

「学生落研の大会で優勝・準優勝」という肩書は、彼らがどんな場に出てもしばらくの間ついてくるということは容易に想像がつきます。

この「学生落研の大会で優勝・準優勝」というキーワード、結構キモです。 
すごいことなんだろうなとは思ってました。ただ「学生落研」自体、私が全く触れたことのない世界ですし、反面語れるほど触れているわけではないですがプロの噺家の落語を「好き」と言えるくらいには寄席なり会なり音源なりに触れているので*4、そうですね・・・誤解を恐れずに言うのであれば「見くびってた」。完全に見くびっていたところがあります。

落語だの落研だのという世界に限らずどんな世界でも「1位とか2位とか3位とかになる人」ってのはそれだけで資質や格が備わっているということ。これ、完全に念頭においていたことだったのにな、なんで肝心な時に忘れてたんだろうな、という羞恥と無念が混ざった気持ちが心をよぎったり

まんじゅう大帝国ではない道、まあここではプロの噺家の道になるんですけど、それを選んだとしても、(本人達がどう思う思わないはおいておいて)それを望む人は思った以上にいただろうし、そちらの道でも十分に活躍したり功績を残した可能性もあったんだなという、少し考えればわかりそうなことがすっかり抜けていたり

もう少し頭の整理を落ち着いてしつつ、要所で的確な判断が出来る人になりたい、そんなことも思いました。だってこんな素晴らしい機会がなかったら、もうしばらくの間私はまんじゅう大帝国を実力よりほんの少し見くびった目で見ていた可能性があったわけですから。*5

まあ、自分を擁護するわけではありませんが、漫才のあの芸風と彼らが普段人と接する人柄だけからは、彼らが漫才師になる以前に歩んできた道の凄さは非常にわかりにくいですよ。滲み出てはいますけど、正確には伝わってこない。

滲み出ている要素:芸風にある芯。深み。センス。パクれそうでパクれないだろうなという感じ・・・等々。

正確に伝わってこない要素:柔らかい人柄や見た目。本人達が「自分はすごい」と表に出すことになんの価値も感じていないか、恥ずかしいと思っていること。本当は「可能性」なのに「未完成」に見せてしまうあの感じ・・・等々。

配信前に打ち合わせ1回、配信直前にちょこっと会話。ここまででは正直わかりませんでした。配信をしてみて、とても聞いてみたかった落語の話を振ってみてはじめて、本当にはじめて「まんじゅう大帝国ってすごい。田中永真と竹内一希、すごいというか怖い。」って思いました。

 

あ、あのね、楽しかったんです。落語の話。

例えばね、その彼らが優勝・準優勝したという「てんしき杯」での話。

決勝当日はネタを3本披露するらしいんですが

田中・寿限無⇒へっつい盗人⇒野ざらし
竹内・壺算⇒愛宕山⇒八五郎出世

 

私はね、へっついって単語を聞いたら田中さんの「とても狭い噺でね」ってフォローがなかったら「へっつい幽霊か」とか判断しちゃうし、へっつい盗人は知らなかったし、野ざらしって頭蓋骨の話だよね・・・とトンデモない理解くらいしかしていないし

八五郎出世が私の大好きな「妾馬」だってこの時初めて知ったし、やっぱり愛宕山は何回聞いても(面白さが)ピンとこないし・・・


この程度なんですよ。この程度の人間が彼らから落語の話を聞くのはもったいなすぎる。でもな、今後これ以上落語詳しくなる予定もないしな。うん、あれは試練と幸福が交じり合ってた時間だったんだと思うことにします。

その程度の私でもね、二人の深い造詣に触れるのは本当に楽しかったんです。

いや、違うな。本当に造詣の深い人ってのは(まあね、心の中ではバカにしてた可能性も捨てられませんが)私のように浅はかな知識の人間もちゃんと楽しい気持ちにさせてくれるんです。これだ。

だから怖くなったんですよね。私なんかより落語が詳しいのは当然予想してましたけど(てかそんな人たくさんいるんだけどね)、あそこまで造詣が深いんだってことにね。

ちゃんと彼らと同じくらいの落語とか古典の知識がある人が、彼らからちゃんと芸の話を聞きだしてくれる未来を本当に心待ちにしています。

 

さて話を変えるようであまり変えないんですが・・・

学生落研出身ということで
と言っても落語の技量がどうこうというわけではなく
二人はプロになることも勧められるような技量も結果もあるわけですし

落語の笑える部分(滑稽とか?)だけに絞って、要するに人情とかそういう部分は一旦脇においておいて限られた学生時代を過ごし・・・でも、ちゃんと落語の粋(イキ)は十分に身についてる人達なのかもしれないな、と思いました。

落語の世界では目標に向かってガツガツするとか成り上がるだとかは野暮だみたいなことをほんの少し前に見聞きしたことがあります。実感としてあるわけではないので本当に頭の中での理解です。講談は違うみたいです。ガツガツしているのかっこいい、らしいです。

 

すごく納得です。

「俺ら自身も今の状況が信じられない」みたいな雰囲気を二人は醸し出していますし実際口にしますが、なんか割と本心なんだろうなって思います。本心というか本心に近いところで振る舞える粋が身についているんだろうなという感じです。

「ガツガツ」が美学になりかけているTV漫才の世界で彼らはどうあり続けるのでしょうか。さらに加えてTVってやっぱり「わかりやすい」を求めますよね。

彼ら十分落語風味を醸し出す漫才で爆笑も取るんですが、それでもたまに落語によくある笑いより先に「ほほぅなるほどね」って感心が先立つこともあります。

「ほほぅなるほどね」は落語の世界では手放しで褒めていいというか求められている要素です。ただTV漫才ってこれ求めてないですよね。求めてる? まあいいや。まんじゅう大帝国がそのへんをどうにかしてくれる未来すら楽しみです。

 

これは完全に私の希望ですが、あくまでも野暮ではないつまり粋な彼らのまま、M-1決勝なんかにスルっといて欲しい気がします。「ガツガツ」が嫌いだったら私も漫才を見なければいいわけですので、そういうことを言ってるわけじゃないんです。ガツガツ「だけ」が美学だとされてしまうと、私はそろそろ疲れてしまいそうなのです。なんだかM-1の影響力が強すぎてそんな恐れを持ちかけている今日この頃です。そんな時あの粋な二人には、ああ救世主現るという感じすらしています。

無理矢理落語に結び付けていますが、まあもしかしたら若い芸人さんってまんじゅう大帝国みたいな人も増えているのかもしれませんね。力はある。ただガツガツしてない、みたいな。

ちょっと待ってね。あたし気分とテンションによってはガツガツも嫌いじゃないからね。とりあえず今、まんじゅう大帝国のことを話してるんでそんな感じだということはわかってね。 


そんで同時に思うのは、「学生落研の大会で優勝準優勝」って実績がとてもわかりやすい単語にはなっていますけど、お笑い芸人の世界を目指すってのは「その学校や地域で一番面白い」なんて人の全国大会 に勝ち抜くことだと、そういうのが毎年入ってくるんだって聞いているので、まんじゅう大帝国を特別視しすぎるのもよくないかもしれませんよね。

と、一瞬冷静を装いましたがやっぱり私はまんじゅう大帝国のファンなので少し気持ち悪いことを言います。(恥ずかしげもなく)

私、最近ちょっと落語というより講談の世界に触れてます。

神田松之丞という人。まあ色気があっておっかなくてとても魅力的な芸人なのですが、彼が何をしたか。「少し前まで見向きもされていなかった講談の世界にちゃんと客を引きずり込んでいる」ということなのです。確かに松之丞の講談はドラマチックで見やすい。楽しい。落語の寄席で講談がはじまると休憩タイムだなと思うくらいの本当にひどい寄席客だった私が、その講談に今一生懸命時間を使っているというすごさ、伝わりますでしょうか。ただやっぱり私はあまり古典に向いてないなって思うのが、講談全体よりも松之丞のラジオの方が大分好きです。その程度の人間を動かす力を彼はもっています。

 

そんな神田松之丞とまんじゅう大帝国を同時期に見られる時代に生きていてよかったと思うのです。談志も志ん朝も生で堪能できる機会があったのにしなかった残念な思いがここで浄化されそうです。

まんじゅう大帝国はその予兆をふりまきつつも、未だはっきりとした何かを漫才界にもたらしたわけではありません。そりゃそうだ、まだ3年目だし。

古典の確実な解釈×自分達の言葉で自分達なりに表現できる能力。二組に共通するこの掛け算、これ出来る人ってそうそういません。古典芸能は「衰退」という背水が迫っているのでこれをやろうとする人も出て来ましょうが、多分漫才の世界には本当にいないんじゃないかな。私が知っている限りまんじゅう大帝国だけ・・・だな。他にいたら教えてね。ナイツ・・・はどうなんだろうな・・・。

 

だからね、まんじゅう大帝国がこれから何をするかわからない。

面白い人たちの全国大会で埋もれる可能性だって十分ある。

でも何かをしでかしたら本当に本当にすごいことになると思うんです。

 

それがなんかM-1優勝じゃないんだよな。すごい企画とかライブをぶち上げてそれがすごいことになって、その間にM-1にも出てという感じかな・・・ 

あくまでもイメージ。ほんとイメージ。ファンの戯言。

 

余裕がありますしね。なんでしょうね。やっぱりあれ、自分の実力を信じているという裏付けでしょうかね。あーほんと天才って怖いけど安心する。

彼らの粋は「つまらないことを言わない・やらない=野暮なことをしない」ということにも表れています。

 本当に本当に面白い人達なんだな、って思います。

 

 

オマケ:
これの13分あたりで 六花亭空道(田中さんの学生時代の高座名)

新ニッポンの話芸 ポッドキャスト 第105回【広瀬さん新刊「なぜ「小三治」の落語は面白いのか?」、てんしき杯】 - YouTube

 

これの16分あたりで 外楼一拝(竹内さんの学生時代の高座名)

新ニッポンの話芸 ポッドキャスト 第209回 【てんしき杯後日談】 - YouTube

 

この二人がどれだけすごかったか、きちんとした噺家さんや評論家さんから意見聞いてみてください。どの世界にどっぷりつかっても発掘するほどの目と熱心さはないんですが、もしかしたら私、何かの拍子に目にするチャンスがあったら外楼一拝さんなら追いかけてたかもしれない。ちゃんと見たことないからわからないけど、彼の落語は色気ムンムンの気がすると予想しています。。で、六花亭空道さんはね、想像がつかない。わからないのよ。どんなことやるんだろう。上手いんだろうなというのは今の田中さん見ているとなんとなく想像つくけど、じゃあ雰囲気は?・・・・いいな、一緒の時代に空道さんの落語を聞けた人。

そういやあたし萬橘さんとか馬るこさんも好きなのよね。

こういう動画とか音源を見つけるのが本当に苦手な私は、周りにこういうのが得意な方がいてくださって本当にラッキーです。この音源聞けただけでもあの配信やった甲斐があります。

最後に

まあ長々と考察の名を借りた妄想を垂れ流しましたけど、はじめてちゃんとまんじゅう大帝国のことを書きましたし、もう当分書くこともないでしょうし勘弁してくださいね。 多分彼らはちゃんと追いかけ続けないと、いや追いかけ続けても本当の本当の意味での底の深さは理解出来ないでしょうし、これから何があるかも本当にわかりませんし、私もね色々見たりやったりしないといけませんしね。

田中さんには、それこそ打ち合わせでラジオの狭い話を振りかけた時にふと漏らした一言に鋭い視線を感じましたし、そんな狭い例えをしたことをちゃんとイヤな気分ではなくたしなめてくれるセンスと誠実さも感じました。あとね、もうほんと天才。ただの天才。って書いてたし本当だけど、違うな。距離のつめ方が上品。やっぱ人見知りはいい。私はちょっと信用したらもう少しだけ早く相手の懐に入る素振りをするけど、そこの程度も何もかも大人だなって思います。多分何回か生まれ変わってる達観っぷり。

竹内さんは、わからないという魅力があります。ほんとどうだかわからないのですが、能力や魅力や色気を本人が意識せずか意図的にか隠している、みたいな魅力です。この距離で応援するのにとてもとても心地のいい人です。気が利かないっていう割に細かいことめちゃくちゃ拾ってくれるしな。お笑いキッザニア(ぷっ)。舞台で魅力やいつもと違う点を見つけた!みたいなの楽しいと思います。でも多分長いこと見ても本心みたいなのわからないなって思います。それ一生ステキってことですね。ステキ。

 

そして改めて言うことではないですが、まんじゅう大帝国の漫才は本当に面白いです。

 

うん、好き。
こんな長々と書いて配信とか打ち合わせを思い出して「あれ言わなきゃよかった」「あれしなきゃよかった」が一個もないんですよね。普通好きだと、こういう後悔ってありません?私が年とったからかな。それともそれも含めて彼らの人格のすごさなのかな。(でも多分田中さんにこの時の話を振ったら、まず「覚えていない」と言って、そこからアレもダメこれもダメってすごい言ってくると思います。彼、なんかそういう人の感じがします。でも好きです。)

ちょっと自分の本流の筋とか芯を確固たるものにしたいななんてことも思ってます。思いっきり触発されました。彼らの想像のつかないすごい未来をちゃんと見届けられるくらいの人にはなりたいです、私が。

またこれから普通に、きゃー靴下かわいい!わー新ネタだ!わー仲良し!とかそんなこと思いながらまたライブに通いたいと思います。

サインとかトークライブでこっそり見せてくれる一面とか、そういう楽しい仕掛けも多い人達です。見逃せませんな。

 

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うぇ~い。

 

公開してから2-3日は書き足したり削ったりする可能性もありますが、一万文字超えなかったのでこんなのは長文ではないです。

まんじゅう小考察、終わり!!!!!

*1:いつか私がどうにかなってもう少し自分の意見に説得力とか影響力が出てきたら、生配信限定になった今回とマドンナ。出演回はアーカイブ復活する交渉くらいしてみようというほんのりした希望くらいならある。当分無理。でも待っててね

*2:2018年11月現在

*3:どうぶつの森だと思うんですけど、私がよくわからないから流してしまったごめんなさい

*4:これ、難しい。私の落語レベルは本当に伝えにくい。結構好きだよ?でもあまり知らないよ?くらいの表現がよかったのかな

*5:十分すごいとは思ってたし絶賛もしたけれど本当はもっとすごかったということが言いたいのよ。