アマガエルの大合笑

更新速度:ポルシェよりはるかに遅い ぴろよによるお笑いブログ ライブ多め

M-1グランプリ2018 3回戦東京4日目 2018-10-18-???

私のインプット元は

本・ラジオ・インターネットからの文字情報>ライブ>>テレビ>>>>>>>>>>>>>>動画

接している時間も得る情報量も上記の通りです。動画から情報を得ることが圧倒的に少ないです。M-1グランプリの3回戦と準々決勝は2016年からGyao!という動画配信サービスで配信されることもあり「動画を見よう」みたいなことを言っていますが、自分自身がどれだけ見るかわかりません。苦手というより私の日常になぜかほとんど入ってこないのです。私がライブに足を運ぶ理由は、その場の空気感というのがたまらなく好きというのも本当なのですが、文字で入ってくる情報に嫉妬するくらいなら自分で確かめたいとか、動画があるのに苦手ゆえ観覧出来ない自分の生活サイクルゆえなんでしょうな、なんてことを考えていました。

うん、昔ながらの人間。

3回戦東京4日目は一番前方でセンターマイクが自分の正中線とほぼ一致するドセンターという良席だったんですが、角度の関係からちょっと見づらかったんですよね。

それでも私は劇場に行きます。演劇なんかも100回単位で同じ演目見てたしね・・・。

 

総評:ボカン!*1は笑い待ちの時は気にならないけど,緊張や逆に調子に乗りすぎた上でのやつだと最後実は結構飽きてるし今日それ多かったな、と。

ボカン!が気になったの初めてです。別に普段は特段気にならないんですけどね。

あれ?そういやどうしてどん兵衛くれないの?

 

楽しかった方々

Aグループ

ADVANCE(転校初日):期待していたコンビが おろ?という感じが続く中でやっと来てくれました。絶対双子ということに触れない尖った双子コンビ。ウケはそこまでではなかった気がしますが、発想と言葉のチョイスで本当に楽しい3分が過ごせました。

デニス(自殺を止める):去年?今年?あたりから自分達に合ったとてもいいホンのコントも漫才を見せてくれるのでもう否定する要素がないくらいいつも楽しいです。

その他:キャラメルアンセムはパッと見も華があり佇まいも美しく設定も最高で思い切ったワードセンスの期待しかない若手なのですが今日は楽しむまではいかず、がじゅまるは十分楽しいながらももう個人的にちょっと見飽きてしまってきているのと、完熟フレッシュはすごく楽しいな~と確かに思っていたのですがコンビ間の力量差なり醸し出す雰囲気なりがアンバランスすぎて見にくい感じが若干勝ったとそういうところです。

 

Bグループ

人種三兄弟(天使と悪魔):ご本人達がそういうつもりでなかったら非常に申し訳ないのですが、おふざけ・イロモノとして見た時にめちゃくちゃ楽しいです。言い方悪いかな・・・

魔人無骨(飲食店のバイト):過去1ネタだけ観たことがあったんですが、どうも周りの高い評判が信じられない程度には自分に浸透せず、特に追いかけることもなく時が経っていたんですね。ただこのネタを見て印象がガラリ変わりました。新しいし上手いしそのくせオーソドックスも織り交ぜてきてとにかく今飽きない。こういう若手が発掘されるのがM-1だとしたら万々歳。もう少し彼らのライブ行きます。そういった驚きと過去の自分への叱咤とで、本日No.1の楽しさだったかもしれません。

イヌコネクション(心理テスト):ウケはイマイチだったかもしれませんが、私がボケのキャラとそれをいなすツッコミの関係がめちゃくちゃ好きなので今日もめちゃくちゃ楽しかったです。

キュウ(新しいゲーム):文句なし。3分という時間をたっぷり使いつつ、ためた分爆発的な笑いを取るのも好きです。近いうちにTV出演があるとか。早くバカに見つかればいいと思います。

 

Cグループ

ホタテーズ(同窓会):好きなんです。ちょっと型になり気味かなと思いつつ好きなんです。

入間国際宣言(子供と遊ぶ):こちらも魔人無骨とほぼ同じ経緯でこのネタで評価がガラリと変わりました。この方たちはまずどういう引き出しを持っているのかめちゃくちゃ興味があります。

マッハスピード豪速球(席を譲る):コント師が漫才をするとツカミ以外はほぼ、マイクの前でコントをしているという形式をとることが多かったりするのですが(それはそれで面白ければいいのですが)、マッハはこの単独で披露しKOCにもかけた自分達の強ネタを華麗に漫才へと変化させていたところに驚きましたし、お二人の高い表現力で、もう笑うしかない、お腹痛いとそういう楽しみ方をさせていただきました。

ストレッチーズ(やまとなでしこ):もう。なぜ一回落とすかな。ストレッチーズのいいところだけ凝縮されたようなネタでした。ただストレッチーズの悪いところってなんだろう・・・。ないな、今はそういうことにするでOKだ。うん。昨日の記事で太田プロの好きな若手を勢いで列挙した際、ストレッチーズの名前がなかったですが、あれは本当に勢いで書いたためただのうっかりで書き忘れただけです。ストレッチーズもかなり好きでこれから注目の太田プロの漫才師です。

その他:のばしぼん。は、なんだどうした、私が頭悪いのか?なぜか前半情報が処理しきれず、確かに尻上がりに調子が上がる素晴らしいネタという印象を得たのですが楽しみきれませんでした。メチャクチャウケてましたけどね。

 

Dグループ

イージードゥーダンサーズ(TRF):楽しい。ほんと楽しい。だから一回落としたりしないでよ。

コマンダンテ(仲裁):TVでも披露しているネタですがいつどこで見ても楽しいです、コマンダンテのネタは。しかも年々楽しさが増してきている。急に話題を切り換えますがスーツ姿で彼らの右に出る漫才師は今後出てこない気すらします。私自身背が低い男性が好みですし、実はスーツという服装、シンプルであればあるほど、仕事が出来そうであればあるほど好きではないです。だからこそ漫才師がちょっとシャレ心を出したり着崩したりしているスーツにワクワクするしたりします。背が高く、そこそこシンプルなスーツを着こなしているにも関わらず、要するにほぼ私の好みのアンテナにひっかからないはずなのにも関わらず、登場時からため息と「かっこいい」の一言だけが一瞬ですが頭を占める状態にさせるコマンダンテの二人は何周か周って変態なのだと思ってます。ただ今年のスーツは普通のサラリーマンでは着られないだろうな。だからと言って突拍子なさすぎない。すごい。タイミングが合えば行くようにしている単独ライブに足を運べなかったからこその驚きです。(いや実は本当にM-1用に用意したものなのかな)スーツばかり褒めているのではなくてものすごいネタと引けを取らないスーツ姿に惚れ惚れするとそういうことが言いたいです。ネタはネタで、あの二人でなければ散らかってしまいそうな設定をまとめ上げ伝えきり、本当に幸せな気持ちにさせてくれます。

わらふぢなるお(遅刻の言い訳):KOCのシステムをさらに進化させ深化もさせきちんと漫才をしていらっしゃいました。マッハといいわらふぢといい、コント師?がこういうすごいことをやると興奮してしまうのです。

インディアンス(反抗期):ネタを量産し、いつも一定以上のクォリティで本当に楽しい化け物だと思ってます。全ボケ本当にめまぐるしく楽しくでありつつ1フレーズどデカイ笑いを起こすという彼らのネタの構成はもうただ楽しめばいいだけだと思ってます。

アルコ&ピース(彼女):

書いた後、ネタバレかなと思ったりもしたけどそうね・・・うーーん・・・。怒られたら消そう。そうしよう。真偽はどうでもよく、ある種アルコ&ピースはもう賞レースどうこうという芸人ではないんじゃないか、そういう次元とは別の次元で闘えばいいじゃないか、ただあなた方に並ぶ芸人はそうそういないですよって思いながらまたラジオ聴いたりするんだと思います。好き。

Aマッソ(Pちゃん):んー。なんでそんなに会場に伝わらないかな。わかりやすいし驚くしワードセンスはいいし丁寧だしとても面白いネタだと思いますが・・・。しゃーないんかな。あたしはもうただめちゃくちゃ楽しかったです。

三四郎:あれ?なんて呼べばいいんだ?あのネタ。三四郎は悪い意味の波がもうあまりないです。ずっと面白い。ずっと楽しい。

その他:和牛。私がAマッソを上記のように感じているのと同じようなことをファンの方が感じているというだけかもしれません。「自分は面白いのに会場に伝わっていないな」というやつです。

ただ和牛に関してはさすがにもうちょっと言葉で説明出来ます。
和牛はとても上手です。あの設定と台本を他の芸人が真似したところで一笑いも取れない可能性が高いです。和牛だからこそあの二人がやるからこそある程度伝わるのだと思います。すごい技術です。ただ、そう。肝心のホンが私には全然合いませんでした。だから「技術だけ見せられても・・・」という気持ちになってしまったのです。楽しいとは程遠い感じでした。会場にも同じような方が多くいらっしゃったのかもしれないと予想できます。ただ去年以前の実績からきっと普通に通るでしょうし、以降で多彩なネタを披露してくれることでしょう。
これ(↓)去年もどこかで言ったかな。でもまた言おう。
でも和牛ってなんでその余地というか余裕というかが許されるんでしょうね。技術点?実績点?他出場者が全力で笑わせてきて合否がどうかという戦いの中で、和牛は技術ゆえ色々試してそれが許されるという環境にあります。ある気がしています。あるように見えています。それでいてTV放映される決勝ではピークのネタを持ってくるんですよね・・・んーーーーーーーー。これの是非がわからない。技術があるから予選は調整でもいいのか・・・。本人達にそんなつもりはないというのも重々承知なのですが、んーーーーーーーーーー。目に見えるモノが全てだとした際、こういうちょっとした疑惑をヒトからの意見で惑わされたくないからこそ会場に足を運ぶ私はこのような感覚を抱きますし、予選の和牛にはM-1グランプリという大会の、賞レースの審査という複雑さの、私にはわかり得ない何かを感じずにはいられないのです。

だからと言って3回戦の時点で敗退となったら私の溜飲が下がるのかといったらそういうことでもないです。このネタのこの日の和牛はたまたまあまり楽しくなかったな、とそれだけです。それだけ和牛には期待も注目もしているのですが、ちょっとここ1-2年予選での感じだけあまり好きではないとそういう感じです。

 そんな小難しく、誰かが傷つく可能性のある論理ではなくただ単に私が最初から「たん熊」というワードにピンときてしまったというところにこのネタを楽しめなかった理由があるだけかもしれませんしね。

 

---------2018/11/1追記----------

これはかなり個人的な問題なのですが私は「上手に出来る」ということにかなりのコンプレックスがあります。色々やって来た様々なものを上手に出来た記憶が一切ないからです。

美醜をいじられることやモテないということにコンプレックスを感じる人とちょうど同じ感じです。私は外見をいじられた記憶だったりモテないという事実だったりが確実に自分の中にありますがさして気にしたことがありません。そこにあまり価値や重きを置いていないからかもしれません。去年辺り和牛のことを「彼らを好きになれない人はモテない人だけ」とちょっと余裕な感じで表現していました。

もう今はそんな余裕はありません。

上手に出来ないからごまかしごまかし色々やってそれなりにいい道を歩んできた自負はありますが、心のどこかで上手に出来ることへの憧れを捨てきれなかったことをまざまざと思い知らされた気分です。

そして、上手いの先には必ずそれを土台とした魅力も出てくるというのも重々わかっているのですが(だからこそ上手に対する異様なコンプレックスが拭えないと言ったらもっとわかりやすいでしょうか)少なくとも今上手い「だけ」に映っている彼らをおいそれと認めることは出来ないというか、大分日がたった今もグチグチ考え続けているという始末です。

表立って否定するのは絶対違うのですが、どうも心の底のいやーな気持ちを拭い去ることが出来ません。

エンタメってやはり完璧よりほんの少しの隙がある方が魅力的というか優しいんだななんてことを考えてます。

きっと追記の方がより本質的で本心に近く、だからこそ非常に個人的なのでこの辺りも賛否両論を巻き起こすんでしょうね。

------------2018/11/1追記了---------------

 

 

と、そんなところで〆。

 

M-1予選のことを一生懸命書くとアクセスが爆増するんでのっかります。

 

月1-2回大体火曜日付近にお笑いのことを話す配信番組をやっています。

自分が動画漁りが苦手なのに配信番組をやっている矛盾は、まあそこまでアクセス数も伸びることはないだろうな~という気楽さに繋がったりもしています。

だから逆にバカみたいに真剣に配信に取り組めるのですが、そういう風にバカみたいにやっていると素晴らしいゲストがいらっしゃってくださったりもします。

M-1グランプリ2018大会では既に惜しくも敗退しておりますがライブ界隈では大注目の

そして私ぴろよが今日本の男女コンビで一番好きな

「ぽんぽこ」というコンビです。

 

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2018年10月現在、動画溢れるインターネットジャングルにもネタ動画がほぼ皆無の

でもとても素晴らしいネタを配信番組で披露していただきつつ

トークやコーナーを一緒に楽しんでしまおうかとそんな風に思っております。

 

さて配信詳細:

 

2018年10月22日(月)21:00~

下記リンク先にて

freshlive.tv

 

もし配信後にこの記事を見かけた方も、アーカイブがきちんと残る番組になっておりますのでいつでもどこでもお楽しみください。

 

うん

昨日はヒトのため、今日は自分のタメに宣伝に使ったぞ。

だってアクセス爆増だもんな。

*1:強制終了の爆発音。3回戦のネタ時間は3分。3分15秒で警告音、3分30秒で強制終了というルール