アマガエルの大合笑

更新速度:ポルシェよりはるかに遅い ぴろよによるお笑いブログ ライブ多め

M-1グランプリ2018 3回戦東京3日目 2018-10-17-???

 

 ブログが嫌なのが書いた後何回も読んで何回も直してしまうところです。

初日分はほぼツイッターに加筆した状態なので読み返すことも書き直すこともほとんどなかったのですが、2日目分はそれはもう「ああこれが時間の無駄というやつか」と自分にツッコミながら(そして非常に苦しくなりながら)何回も「返し」「直し」ました。

ああ書きっぱなしたい。一度ぶっ放った言葉をそのままにしておきたい。
だってどうせ直したって読みにくいことには変わりないんだもの・・・

でもそんな苦しみよりツイッターでダラダラ書くことの方が嫌なんでしょうね、2018年10月18日現在の私は。

 

さて3回戦3日目

総評:楽しすぎた1日だったので動画観るならこの日です。

これほんと。1-2日目とは別格でした。

正確にいうと3日目の誰かと同じくらい、またはその誰よりもウケた組も1-2日目に確かにいました。3日目は要するに「楽しくない」人がほとんどいなかったとそういう状態です。終わってから(お笑いライブ2回目の)友達と出場者を見返してネタを思い出してもどれも楽しくて思い出し笑いをしたくらいです。


45組の中で楽しかった組を羅列してみましたところ

ぺこぱ
うどんマン
ラフレクラン
マドンナ。
八田荘
ゆにばーす
モンローズ
ナナフシギ
ドドん
漫画家
THIS IS パン
トム・ブラウン
真空ジェシカ
すゑひろがりず
シンクロニシティ
インポッシブル
サツキ
田端藤本
ニュークレープ
ヤマメ
LOVE
ジョウダンアオナナテンパイ
怪奇!YesどんぐりRPG
EXIT
ウエストランド
ヤーレンズ
モグライダー
錦鯉
アイデンティティ
囲碁将棋
ジャルジャル

31組。厳選しました。厳選じゃねーよってツッコミは自分でしているんでいいです。

これ45組中の単純なベスト31組ってわけでもないんです。

好みの初見は甘めになるし、複数回見ている組はいつかのなにかとどうしても比較してしまうし、だからこそ泣く泣くはずさざるを得なかった彼らも、普段苦手だろ?ってツッコミながら嬉々として入れた彼らもいます。

本当にこの日のルミネはいい意味でどうかしていました。演者は面白くなる薬を飲んでいたはずですし私はなんでも楽しくなる薬を飲んでいたはずです。

上から31組というよりまた観たいのは?と聞かれた時の31組ですね。

個別評は割愛して思っちゃったことだけをツラツラ書いていきます。

 

先述もしましたが珍しく友人同行でした。「連れて行く」ライブは笑いにくかったらどうしようという緊張を伴います。でもそんな心配も無用でした。そう、良いライブだったんですね、この日は。

「私はオーソドックスよりシュールが好きなんだよね~」なんて言いながら一生懸命考えた様子を隣で見ていました。友人のことをますます好きになりました。少し意外でありつつも決してハズシテいない答えが返してきたからです。真空ジェシカのこともずっと言っていました。上から 佇まい・構成展開演技・入れざるを得ない とそんな理由だそうです。

さてこれ。

■マドンナ。松浦問題

準決勝までは下手入りの上手ハケが基本かと思ってます。敗者復活は上手入りの下手ハケ、決勝にハケるという概念はないかな・・・。*1

ハケ方向を間違えるというのは往々にして緊張によるものかと思います。

緊張うずまくM-1予選ではよく見かけますが、違った方向にハケそうになった相方を呼び戻す形で落ち着くのが常です。なのでハケ方向を間違え「かける」は本当によくある光景なのです。(この日真空ジェシカも「かけ」た。)

ただしこの日松浦さんは堂々と間違えて下手にハケて行きました。長く続く賞レース予選ではそんなこともあったでしょうし、もしかしたら既に今年も何組か「堂々と」な人もいたかもしれません。なぜこんなことをわざわざ取り沙汰したか。

マドンナ。がめちゃくちゃウケた後だったからです。ボケ一つも取りこぼさなかったんじゃないかな・・・。往々にしてハケ間違えかける時というのはウケてはいるけどイマイチ乗り切れていない、ゆえ緊張が最後まで解けなかった人がやりがちだと思っています。あれだけウケた後、颯爽と違った方向にハケた彼がカッコ良すぎたのでわざわざ書きました。(真空ジェシカもウケまくった後だったけどね。)

あとこのコンビ。二人とも常に非常に周りを気にかけているし(だからライブのMCが向いてるし盛り上げまくるし)、それゆえ松浦さん自身がハケ方向を間違えていることに気付かないこともそれに相方の石倉さんが気付かないことも今思い返すと はて?と頭をかしげてしまうのです。

やり切った後の真っ白だった、んでしょうな。なんかそんな気がしました。

松浦さんが衣装のスーツで胸につけてるピンバッチみたいなやつ*2はアルファベットの「M」だそうです。これはマドンナ。でも松浦でもなく漫才の「M」だと聞いたことがあります。

言葉的に誤解しか招かないかもしれませんが、100%いい意味で気持ち悪い。漫才キチガイ。そんなコンビの、「やり切った」が見れた一節でした。

震える~

■太田プロ問題

TVでよく見かけるアイデンティティや宮下草薙。ジョウダンアオナナテンパイがおもしろ荘に出演・・・はお笑いファン以外にどれくらい伝わってるかな・・・。ライブ界で大騒ぎされているさすらいラビー。今回発見された感がある納言やナナフシギ。3回戦経験のあるオフ、ハナイチゴ。世田谷ファミリー、ポタラ、青色1号、ポテンヒット、ランブルスコ・・・

コント師も含まれていますが、太田プロの注目株はたくさんいます。私が好き!と思う人達を勢いで挙げただけでこんなにいますし、今勢いでかかなかった人達の中にも期待や魅力や実力が多く詰まっています。

でも彼らは見つけにくい。

太田プロの若手は他事務所の若手と比較すると自社ライブ以外のライブに出演することに対するハードルがほんの少し高い・・・とそんなことを聞いたことある様なそんな印象を抱かざるを得ないような現状があります。

事務所の方針なのでいたしかたないですが、端的に太田プロ下手くそだなって思ってしまいます。面白いと思った後にライブで目に出来る、ラジオで聴ける・・・そういう「発見した後に続けて接することが出来る」というのは認知拡散という意味合いにおいて単純でかつ理にかなった方法だと思うのです。それを若手のやる気だけに起因するならまだしも事務所が(明確なルールなのかなんとなくの雰囲気なのかはわかりませんが)意図せずとも妨げているというのは「下手くそ」と言わざるを得ません。

だから「太田プロの若手すごいよね」とより多くの人がもっと手軽に簡単に思うようになるには少し時間がかかるかもしれません。しかしこれだけ魅力的な若手が多く控えているのですからその日は必ず来るはずです。とそんなことも考えてしまいました。

 

 面白すぎるライブは目の前のこと以外にも色々思いを張り巡らせる結果になってしまいました。この3日目のご報告は分量の割にレポートとしては内容が非常に薄いですね、で〆。

 

 

さてM-1予選ともなると書くだけでアクセス数が爆増するのでちょっと宣伝でも。

明日10月19日(金)19:30~ ルミネtheよしもとでしずるが単独ライブを行います。

今、村上純氏が必死で手売りをするという、つまりチケットが余っているという非常事態が起こっております。しずるはルミネ程度の会場のチケットが余ってはいけないコンビのはずです。みんな行こうよ!ということが言いたいのですが、こういった長い文章を読んでくださる方は 私がファンになったばかりしずるのことを書き込んだ記事も読んでいただけるかもしれないということでいくつか記事を貼っておきます。

M-1レポートより大分丁寧に書いています。自分自身も同じ人間が書いたとは思えない文章です。よかったらどうぞ。読まなくても単独ライブに行きたくなってくださった方はそれはそれで喜ばしい限りです。

しずる単独ライブ『SHIZZLE IN JAPAN FES.2018 ~2日目~』 2018-02-23-032 - アマガエルの大合笑

このしずるがすごい! 2018-04-11-048 - アマガエルの大合笑

 

しずる単独ライブ「Talantula Bomb ~頼む、止めてくれ~」 in ルミネtheよしもと

のチケットは

・ファミリーマートのファミポート

チケットよしもと

・村上氏本人のツイッターにアクセス

しずる村上純 (@shizzlemurakami) | Twitter

 

で購入可能みたいです。

 

うん、これはきっとブログの良い使い方。

 

*1:会場によって違うかもね。そしたらごめんなさいね

*2:ラベルピンっていうみたいですね